次の日、松坂君の家につくと、またすぐにアソコを舐めたがった。
「本当に好きなんだね」
「好きだよ。でも、くせぇって思うやつもいるよ」
「私のは?」
「好きな匂い、加奈子のは甘酸っぱい」
「へぇー」
「匂い嗅いでると頭がボーッとしてくる」
「フェロモン?」
「俺にとってはね」
私の下着を脱がせ匂いを嗅いだ。
「やーちょっと」
取り上げようとするとかわす。
「誰にも言うなよ」
「言えるわけないじゃん」
「このパンツくれ」
「バカじゃないの?」
「加奈子に会えない日に嗅ぎたい」
「だーめ、新品ならいいよ」
「意味ないし。被っちゃおうかな」
「嫌いになるよ」
そう言うと下着を返してくれた。
正直、下着は本当に嫌だった。
「それより…Y美に電話」
「そうだな」
「私は黙っとくね」
「うん」
「他に好きな子が出来たって言うけど、名前は言わない方がいい?」
「うん…言うのはもう少し考えてから」
「わかった」
松坂君は、Y美に電話した。
二人とも気持ちは重かったが意外にすんなりと話しは終わった。
「なんかあっけなかったな」
「意外ね」
「やっぱ、俺を嫌いになってたんだよ」
「どうかな…」
「やっと肩の荷が降りた」
「うん」
「舐めていいよね?」
松坂君はキラキラした目で言った。
「どうぞ」
ちょっとおどけてこたえる。
美味しい、美味しいと言いながら口をベタベタにしてる松坂君を見て、これはY美には無理だわ…と思った。
「シャワー後でいいよね?」
「うん」
松坂君に感化されたのか、私も匂いが気にならなくなった。
「もうドロドロだから入れるよ?」
松坂君がコンドームをつけた。
クリと穴の間を何往復かおちんちんを滑らせて入れてきた。
「ああ」
「気持ちいい?」
「気持ちいいよ」
「加奈子は?」
「うん、私も」
「今日はもちそうだよ」
肩に足をかけて深くまで入ってくる。
ふと、姿見が目に入った。
ベットが写る位置にあるから、自然と抱かれてる姿も映ってる。
あ、本当に松坂君に抱かれてるんだなって噛み締めながら姿見を見ていた。
「加奈子、鏡見てる?」
気付かれた。
「あ、ちょっと…」
「エッチだなー」
「いや…」
「エッチな加奈子、大好きだよ」
エッチな意味で見てたんじゃないけどな、とか思った。
「加奈子ばんざーい」
両手を頭の方に挙げると脇の匂いを嗅ぐ。
それからペロペロと脇を舐めた。
「や、くすぐったい」
「逃げんな」
「ムリ、ムリ、くすぐったい」
笑いながら体をよじる。
「脇、萌えるわー」
私は、松坂君に体を預けていた。
「よっと…」
私を起き上がらせ座位にする。
キスをしながら腰を動かし続けた。
「今日は二回していい?」
松坂君が囁く。
「いいよ」
松坂君は嬉しそうな顔をした。
「正常位でいきたい」
松坂君に言われ、もう一度横になる。
頭を抱え込むように抱き締めると、いきたいと囁いた。
「うん」
顔を擦り付けてくる。
目は虚ろ。
そんな顔を見てたら昂ってきた。
「私もいきそう」
「一緒にいこ?」
「ああ、松坂君」
「加奈子、加奈子」
お互いの名前を呼びながら弾けた。
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