もしかして私が騙されてるのかな?
急に不安になった。
まだ生乾きの髪にドライヤーをあてなおしてると、松坂君が腰にタオルを巻いて上がってきた。
「ドライヤー使う?」
「まだいいよ」
体が冷えてきたのでドライヤーをやめてベットに入った。
松坂君は軽くドライヤーをあてると立ち上がりパソコンをつけた。
コンドームの箱をだし枕元に置く。
「加奈子、ベットのライトつけて。頭の方にスイッチある」
手探りでスイッチを捜しライトをつけた。
薄オレンジ色の光りがつく。
パソコンからは、洋楽のバラードが流れていた。
「手慣れてる感じ」
「加奈子との初めてだから気合い入ってるよ」
冗談をサラッと流す。
松坂君は、部屋の電気を消してからベットに入った。
「お酒抜けた?」
「抜けてきたよ」
「さっきより冷静な目してる」
「そう?」
とぼけた感じで言う。
「本当は付き合ってくれない?」
「なんで?」
「遊びかと思って…」
松坂君が上に乗り優しくキスをした。
「何いらん心配してるの?」
「だって…」
「明日ちゃんと別れるから。加奈子の前で電話するから。それでいい?」
「うん。ごめんね、疑って」
「本当だ」
「ごめんなさい」
松坂君を怒らせたかと思って首に手を巻き付け、キュと抱きついた。
「嫌いにならないで」
「ならないよ。仲良くやって行こうな?」
「うん」
「また舐めていい?」
「私も舐めたいな…」
「俺、フェラあんまり感じない人」
「そうなの?」
「そうだよ」
松坂君が布団に潜ったので、私は足を開いた。
チロチロチロと舌先で剥き出したクリをもて遊ぶと、ビリビリとした快感が駆け上がる。
爪先までビリビリする。
気持ちいいと言うよりは、下半身が痺れてる感じがする。
チロチロと舐めるのをやめて、今度は唇で吸引した。
「あぁ、こっちの方が好きかも」
クリを吸いながら乳首に指先を延ばす。
摘まみながら、クリを強烈に吸う。
「や、あ、ああん」
腰が勝手に跳ねた。
松坂君は舐めるのをやめて、ベットの上に座った。
指を一本入れてきた。
「やべ、加奈子の中よさそう」
「人によるの?」
「うん、全然違うよ」
優しく指を出し入れされると自然と声がでる。
「二本入れるよ」
指を二本に増やし、アソコをほぐすように掻き回す。
「加奈子、べっちゃべちゃ」
「あ、シーツ汚れちゃう」
「気にしないで汚して。沢山濡れた方が嬉しい」
そうなんだ…と心の中で思った。
「松坂君と繋がりたい」
私の焦りは限界にきていた。
コンドームを手にとる松坂君を止めた。
「ちょっとだけそのままでして」
「でも」
「最初だけ、お願い」
せっかくの最初のエッチは、松坂君をありのまま受け入れたかった。
「途中でつけるよ?」
「うん、そうして」
「じゃあ入れるよ」
松坂君が入ってきた。
嬉しくて体が震えた。
松坂君の動きが止まった。
「どうしたの?」
「久しぶりなのに生とかやばい」
そう言うと少し動かした。
「あーどうしよ、やばいな」
動きが止まった。
松坂君は笑った。
「入れてるだけで気持ちいいわ」
「コンドームつける?」
「やばそうだからつけとく」
つけて中に入ってきた。
「今度は大丈夫かな」
松坂君は呟くと腰を動かし出した。
「だめだ加奈子、一回出していい?」
「うん」
「加奈子の中、めちゃくちゃいい」
松坂君は、腰を打ち付けるように激しくふり出した。
「あぁ…出ちゃった」
ズルンと抜きティッシュで片付けた。
ゴミ箱に捨てて横に寝た。
「普段はこんなに早くないから」
「うん、わかった」
「興奮し過ぎたな」
「うん、私も」
松坂君の腕にくるまりながらウトウトした…
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