「先輩…もう欲しいです」
先輩は眩しそうに目を細めて私を見た。
「もう?」
「限界なんです…」
先輩の長い指が二本沈み、探るように中を柔らかく掻き出す。
「指じゃいやぁ」
壊れ物を扱うように一定のスピードを保ちながら私の中をいったり来たりしている。
「先輩…やめて…でそう…」
「ん?何が?」
「オシッコでそう…」
「出していいよ」
「いや…無理」
「見ててあげる」
「本当に無理っ」
汗ばんだ髪が顔に貼り付く。
呼吸が苦しくて喘ぎ声しか出せなくなってきた。
「んっんっん…いやぁ出ちゃう」
「……」
「本当に出ちゃいます」
先輩が頷いたとたん、透明な液体を私は飛ばしていた。
「イッタの?」
「よくわかんないです…」
先輩は濡れたシーツの匂いを嗅いだ。
「…臭いですか?」
「少しオシッコの匂いがする」
「ごめんなさい…」
私はオシッコを漏らした恥ずかしさで泣きたくなった。
先輩は私を優しく抱き締めた。
「凄く嬉しいよ…」
そう言って、また唇を重ねた。
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