「そろそろ俺も限界…」
「はい…」
脚を割って男が入ってくる。
この瞬間がたまらなく好きだった。
先輩が体位を変えようと体を起こす。
「離れないで…」
弱々しく呟くと抱き締めてくれた。
「気持いい?」
「はい…」
強くはないピストンが繰り返されて膣の奥を緩やかに擦る。
徐々にだが確実に快感の波が高まってきた。
先輩の体にしがみついた。
「ゆうこ…目開けて…」
静かに目を開けると先輩は言う。
「俺を見ながらイッて」
私は無言で頷くと、頭を少しあげてキスを求めた。
唇を離してから、閉じかける目を無理に開けて深くイッた。
先輩が寝静まって部屋は静寂を迎えた。
起き上がりバックから携帯を出す。
ボンヤリと灯りが灯った。
彼氏からのメールはなかった。
…もう彼氏とは呼んではいけない人なのかも知れない。
私はベットに戻ると先輩に抱きついた。
キスをして起こす。
「今日は無理…」
先輩は、私の頭をポンポンと叩き背を向けた。
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