続きを書きます。
彼女の切なげでいて、しかし、それ以上に甘くエロチックな喘ぎ声を聞いているうちに、私の中に、彼女の理性を全て溶かしてしまいたい、彼女を快感の奴隷にしてしまいたいという欲望が膨らんでいきました。
特に私を駆り立てたのは、彼女の瞳でした。
彼女は快感に支配されそうになりながらも、できる限り私の目を見ようとしてくれていたのです。
「あ、あうっ、あうっ、ううううあうあああっ」
強い快感に耐えきれずに目を閉じて、でも、すぐに潤んだ瞳を私に向けてくれました。
少し脱線しますが、私は中学高校と部活で音楽をしていたため、感情を盛り上げる自分なりの理論のようなものを持っていました。
ポイントをいくつか挙げると、「同じ強さを続けない」「同じパターンを何回か繰り返して、慣れてきた頃にパターンを変える」「五感は弱めの刺激で敏感になっていく。だから、基本は弱い刺激から徐々に強い刺激にして、また弱めていく」「2パターンあるいは2カ所同時に刺激があると、慣れるのに時間がかかる」「メインイベントは最後に取っておく」などです。
私はこの「経験則」を、無意識のうちに応用していました。
乳首への刺激の強さを波が寄せては引くように、すこしずつランダムに変えていく。左右の乳首を交互に刺激したり、時には同時に刺激する。乳首をつまむだけでなく、乳房を揉みながら乳首を指の間に挟む。
そして、強弱の振り幅を少しずつ大きくしていく。
時のたつのを忘れて、私は彼女を責め続けました。
いつのまにか、彼女は私から与えられる刺激の強弱に翻弄され、喘ぎ声をあげ続けるだけのメスになっていました。
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