2回目の王様は先輩だった。命令は1番と3番がキス。場は一気に盛り上がった。中野咲とキスしたい先輩達。一流企業のエリートをGETしたい女達。お互いエロ大歓迎といった雰囲気だ。そして良いのか悪いのか1番はまた僕だった。「3番だーれ?」「…はい」手をあげたのは何と中野咲。信じられない。中野咲とキスか。まさかこんな日が来るなんてな。高校時代の同級生が知ったら驚いて死ぬかも。ざまあみろ中野咲。お前はさんざん馬鹿にしてきたパシリのM男とキスするんだよ。こんな思いと同時に中野咲のような美人とキス出来るという喜びも少しあったかもしれない。今までだって美人とはキスしてきた。抱いてきた。でも中野咲は次元が違う。だからこそ先輩達はあんなに必死なんだ。そして僕がキスをしようと中野咲の肩に手を掛けると中野咲は「いや…」と下を向いた。なんだよ。清楚ぶりやがって。先輩達や女達も「それは駄目だよー」と言い出した。すると中野咲は「やっぱりキスは好きな人じゃないと…駄目です…止めましょう…」と泣きそうな目で訴えた。そんなの通用するか。そう言おうと思った瞬間、僕の頭に今の状況と今後の作戦が思いついた。
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