2018/10/10 22:33:27
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帰宅した主人から、その話を聞いて、私は大切にされてるんだと感じて、凄く嬉しかったのを覚えています。
ただ、冷静に考えると、諭旨免職なので退職金は出ないし、失業保険が出るのは2か月後。
結婚前までは働いていたけど、今は専業主婦で主人のお給料だけが寄り処。
両親は遠方に住んでいて、お米は送ってくれるが、そこまで頼りに出来ない。
しかも、同じ業種に就きたくても、ニッチな業界なだけに、なかなか再就職は厳しいんじゃないかとも。。。
その当時は今ほどネットも利便性が良くなくて、情報を集めようにも集めれませんでした。
会社に残ると、30%の減給1年、チーフから平への降格、部署移動、夏冬のボーナス70%カット(1年)、それに加えて私を1日自由にする。
とかなり厳しい処置と理不尽な要求をされるとなります。
でも、辞めて仕事を探すにしてもアテやコネも全く無く、しかも同じ業界への再就職はまず無理となれば、私の中で自ずと答えは出ていました。
私さえ我慢すれば、たったの1日我慢すれば、多少お給料は減ってもこの生活が維持できる。主人も職を失わなくてすむと。
この時は、何故か私が犠牲になる!そうすればすべて丸く収まる。と変な正義感というかそういう感情が吹き出してきて、主人に訴えてました。
私は我慢できる。今まで貴方を支えてきたんだから、今回も頑張って支えて見せる!って言ってました。
当然主人からは猛烈に反対されました。
俺の大切な嫁にそんな危ないことはさせられない。仕事はどうにかするから、しなくていいと。
でも、私はテンションが上がってて、旦那を説き伏せてしまいました。
この時は物事を簡単な方へと考えていて、2時間程度付き合えばそれでいいんでしょと思ってました。
主人には何度も何度も説得され、明け方近くまで話し合ったのを覚えています。
それでも、私の決意が固いのに意を決して無理矢理納得してくれました。
私は、これで今までの生活が維持できる。私っていい奥さん!と勝手に思い込んでいて、自己満足に浸ってました。