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2022/11/02 21:18:29 (IybYc6nA)
押し入れの奥にあった衣装ケースの中に、遠い昔、独身時代に使ってたバッグを見つけた。
何気に開けてみると、ネックレスとステディリングが入ってた。
結婚して23年になる旦那の前に付き合ってた彼から貰ったものだ。
大好きだった彼、濃密なエッチしてた彼、結婚したかった彼、彼との思い出の品、捨てられなくてバッグに入れたっけ…
彼も私もこの街で生まれ育ったけど、彼、関連会社と新しい会社を立ち上げるプロジェクトメンバーに選ばれて、横浜にある関連会社に出向することになった。

ついてきて欲しいと言われたけど、当時私はまだ23歳、地方都市で生まれ育った田舎者だし、両親のそばを離れて都会で暮らす自信が無かった。
彼は大学の4年間は東京にいたから平気だろうけど、私は心細かったし、横浜で私にできる仕事って何だろうとか考えたら、怖かった。
だからといって、遠距離恋愛で彼を横浜で一人にしたら、惨めに終わる恋が見えた。
これは、私は彼のお嫁さんに相応しくないという神様の思し召しなのかもしれないと、一晩泣いて、彼を諦める決心をした。

「ごめん…私やっぱり…」
「そうか…美里には美里の家族があるし、人生がある…そうか…そうか…わかったよ、俺、一人で行くよ。」
「お別れしたくないけど、この街を離れたくない…ごめん…」
「年に何度戻ってこれるかわからないし、離れて暮らす以上、今日で別れよう。ズルズルしないで、きっぱりと今日、ここでお別れしよう。見送りはいらない。美里、さよなら…」
「向こうでも、元気でね…さよなら…」
彼との別れは、身を着られるような思いだった。
あの日きっぱり別れたから、彼がいつこの街を離れたのか、私にはわからなかった。

ネックレスとステディリングを久しぶりに見て、彼のことを思い出してた。
本当に濃いエッチをしてた。
恥ずかしいほど大股開かされてされるクンニで、毎回逝かされてた。
逝かされて、身体が敏感になってるときに、彼の硬いので突かれて、また逝かされた。
羞恥と快感を上手に織り交ぜて、彼は私が求めていること察してるみたいなエッチをしてくれてた。
凌辱までいかない羞恥、恥辱…それが快楽へと繋がることを、彼は見抜いてた。

私も、彼に気持ちよくなって欲しいから、一生懸命、彼の硬いのをお口でおしゃぶりした。
彼、小さい喘ぎ声を漏らしながら、腰をピクピクさせて気持ちよさそうにしてて、それを見ると、嬉しくてキュンキュンしてた。
我慢汁を啜って、ビクビク脈打って爆発寸前まで咥えてた。
もし、お口の中に出されても、彼のなら平気だった。
シコまでガチガチになってから入れられると、意識が遠のくほど逝かされた。
時には、私の方が我慢できなくて、途中で彼に跨って、騎乗位で腰振ったりした。
彼と別れてから、あんな濃密なエッチしてない。

落ち込んでた私に声をかけてきたのが旦那。
「元気のないキミは見たくないな。」
って言われて、彼と別れたことを話した。
「それは残念だったね。でも、それって僕にもチャンスが巡ってきたってことかな。」
って言われた。
お酒で紛らそうよと、連れ出してくれた。
旦那、失恋に付け込んで口説くようなことはせず、私を優しく包み込んでくれた。

彼と別れて半年後、旦那の気持ちを受け入れて抱かれた。
彼と比べたら淡白だったけど、愛を感じるセックスだった。
濃密ではないけど、私を丁寧に扱ってくれたし、私に無理のない体位を気遣ってくれた。
デートしてても、抱かれてても、愛されている実感があった。
愛されるより愛したかった私が、愛される歓びを知った。
初めて抱かれて1年後、プロポーズを受けて、その半年後、結婚した。
その時、彼から貰ったネックレスとステディリングをバッグに入れて封印した。

彼と別れてから四半世紀、私も年を取った。
彼は横浜に行ったままなのか、この街に戻っているのか、私にはわからない。
彼と別れた頃、携帯電話はあったけど、メール機能は付いてなかった。
だから、別れた後彼とは一度も連絡を取ってない。
もう一度だけ、彼に会ってみたいけど、私はアラフィフのおばちゃんになってしまったし、会っても老けたね~って言われるだけだろう。
何しろ、彼と別れた時の年齢を、別れてからの年月が超えてしまったんだから…

それより、こんな老けたおばちゃんでも大切にしてくれる旦那に感謝したい。
結婚して23年、アラフィフのおばちゃんを旦那は求めてくれる。
週末になると、寝室でそっと抱き寄せてくれる。
子供2人産んで、贅肉も付いちゃった身体を優しく愛撫してくれて、すっかり使い古されたアソコを舐めてもくれる。
若い女の子じゃない、アラフィフのおばちゃんのアソコを舐めてくれるのは、旦那しかいないと思う。
私に相応しいのは、やっぱり旦那だったんだろう。

彼とのことは、忘れられない思い出だし、今でも後悔を引きずる思い出だけど、それ以上でも以下でもなくて、いつまでも同じ気持ちがあるだけだ。
私は、もう一度彼との思い出を整理して、封印するために、今日、買い物に行く前に、彼の実家を見に行ってきた。
今の私の住まいから、車を20分走らせ、一度だけ行ったことのある彼の実家を眺めた。
彼のお父さんが農家の三男で、田んぼの際にぽつんと建ってた記憶だったけど、今は家並みが増えてた。
でも、交差点の真ん前が彼の家だったから、覚えてた。
懐かしい…あのアルファード、彼のかな…キャンバスは奥さん、いや、娘さんのかな…

彼は元気で、幸せに暮らしているだろうか。
もしあの時、あなたと一緒に行く道を選択していたら…なんて考えたこともあった。
でも、私が自分で選んだ道、いつか彼に再会した時、旦那と歩んできた道が幸せだったと胸を張って言えるように、これからも精一杯生きていこうと思う。
どうか、お元気で…幸せいてね…
そう言って、彼の実家を見納めにした。
そして、買い物して帰宅して、彼との思い出を書き綴ってみた。
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投稿者:(無名)
2022/11/02 22:21:32    (kA51ttR5)
しみじみとよかったです。
3
投稿者:(無名)
2022/11/03 02:24:41    (SeopnfbL)
今が愛されて満たされてるからこその幸せを行間から感じました。ごちそうさまです。
4
投稿者:(無名)
2022/11/03 17:45:03    (BdC9OiJh)
エエ話しやね
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