こいつとは携帯の伝言ダイヤルで知り合った。
「芸能人でいうと誰に似てる？」って聞いたら「福山雅治に似てるってよく言われ
る」というので、それなりに期待していた私が馬鹿だった。
背は１７０あるかないか、体型はガリガリヒョロヒョロ。明石家さんまを色白にし
たらこんな感じかも知れないと思った。
で、まあ、セオリー通りに居酒屋で食事。その時点で私は疲れ果ててた。ヤツのツ
ッコミすら入れる気失せる作り話と一発でわかる自慢話に。
岡田浩はホテルの客室係をしているという事だったが、やれ女性客にモテモテ（死
語）だの、部屋に誘われただの、断ったら１０万渡されて外で会おうと言われただ
の、取り敢えず約束だけしてドタキャンしただの、おいおいそんな金持ってる有閑
マダム（これも死語）なら男欲しけりゃホストクラブに行くだろーと思いつつ、適
当に相槌を打っていた。
でもまあＨ出来りゃいいかとホテルに入れば、またまた自慢話でＭｙＷｏｒｌｄに
浸ってやがる。
「俺のち○ぼ、大きくて硬いだろ？」「俺、遅漏で長く持つから何度でもイカせて
やるぜ」「もう何人もひいひい言わせて奴隷にしてんだぜ」
始終やってる最中こんなんばっか言われて、全くＨしてるって感覚もなかった。
しかも勘違いのド下手野郎で、女は乳首とクリとオマ○コ刺激しとけば勝手にイク
と思い込んでやがる。もういい加減疲れちゃって、思わず溜め息ついちゃうと、
「今イったでしょ？」イクわけねえだろこの勘違い野郎！！
終わって出る時、「出逢った記念に」と小さなアクセサリーケースを出してきた。
開けてみると、それは如何にもゲーセンで取ったか１００円ショップで売っている
ようなペンダントで、しかもダサダサのデザイン。あまつさえ、
「今東京で一番流行ってるデザインなんだよ」だと？ナメてんのかこの野郎！！
それから二度と会ってない。何度か電話してきたが、無視しているとだんだんスト
ーカーじみてきて、毎日掛けて来るようになった。着信拒否してやったのだが、す
るとそれに気付いたのか、狂ったように掛けてくるようになった。
その頃私が持っていた携帯は、着信拒否設定しても着信音は鳴るタイプの物だった
ので、うざくなって電源を切ったままにしていた。すると、電源切ると自動的に留
守電になってしまうのを忘れていたため、留守電に何度も恨み節（笑）を入れて来
るようになった。
「何で俺が電話してやってんのに出ないんだよ。オカシイんじゃないの？」
「折角俺が電話してやってんだろ？礼儀知らずもいい加減にしろよ」
「お前みたいな生意気な女は死んでしまえ」
「今から殺しに言ってやるから待ってろ」などなど。
どうやら岡田にしてみれば、
１．「俺様」は王様なので、俺が電話を掛けてやったら女は何を犠牲にしてでも出
　　なくてはいけない。
２．「俺様」は王様なので、女はみんな思い通りになる。
３．「俺様」は王様なので、女はみんな俺に傅く。
４．「俺様」は王様なので、俺になびかない女はオカシイ。

こんな勘違いナル野郎がこの世の中に生きている事こそ罪悪だと思うのですが、
皆さんはどう思われますか？

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