2020/05/10 22:50:22
(MkWgxHGs)
この店はもう何年も利用していますが、番台はいつも女将さんかパートの女の人で、男の人が座っていたのは初めてです。
時節柄、番台の男の人もマスクをしていることに加え、私もメガネを外しているので相手の顔の表情までは分かりません。
それでも、男の人の視線が私の胸と下腹部に向けられていることだけは感じました。
私はいわゆる貧乳で、乳房の膨らみがなく、乳首だけが飛び出ています。
おまけに若いときからヘアが薄くて、裸を姿見に映すとワレメが見えているのです。
私は思わず身を屈め、左手で胸を右手で下腹部を押さえてしまいました。
大慌てでロッカーの鍵を開けるとバスタオルで全身を隠し、ショーツもブラもバスタオルの下から付けました。
番台の男の人は、上り口でカラダ全体を擦りタオルで丹念に拭い、番台近くのロッカーまで前も隠さず歩いてくる全裸の私をジッと見ていたに違いありません。
股間を拭う際には上体を深く折り曲げたので、昔の彼氏か今の主人にしか見せたことのないアソコまで、男の人に見られてしまったのではないかと不安になりました。
でもよく考えると、番台とは距離があることに加え、高い位置から見ているので、その心配はまずないでしょう。
店を出るとき、番台の男の人に「ありがとうございました」と言われましたが、「一体、何に対して『ありがとうございました』なのかしら?」と勘ぐってしまった私です。
(終わり)