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2000/09/29 16:37:09
(XfeP3nLx)
(続き)がるのです。
昼日中の混み合う駅地下街を、奥さまと手をつないで歩きました。「ねえ、
どちらへ?」「もうお昼です。食事にしましょう」「……あの人は?」。僕が
振り返ると、奥さまも振り返ります。「うっ」。奥さまの肉体を締め上げた縄
は、体をひねれば、またこれまでとは違った角度から股間をなで上げます。絶
え間ない快感にうつろになりがちな奥さまでしたが、そのぼーっとした目に
も、僕たちの10メートルほど後ろを、付かず離れず歩いてくるご主人の姿が
映ったようでした。
地上へ上がると、空は薄曇り、秋らしいほのかな湿気。「あなたも濡れてい
たわね」と奥さま。漏らしてしまったのがわかっていたようです。「頭の中は
もうそれだけなんですね」やや強い口調でとがめるように僕。もちろん、わざ
と。奥さまは俯いてしまいました。その手を強く引き、安くて美味しいランチ
を食べさせるある和食店へ。ここは壁面がガラス貼りで、外からも中の様子が
伺い知れます。
予約してあった窓際の席に腰を下ろすと、僕は奥さまに窓の外を見るよう、
指さしました「ほら、あそこに」。店の向かいのファーストフード店の窓際
に、こちらを向いて座るご主人の姿がありました。目の前のハンバーガーやド
リンクには手をつけようともせず、膝の上に堅く握った拳をのせたまま、じっ
とこちらを凝視しているご主人。嫉妬にうちふるえているのでしょう。でも、
それがお二人が望んだ