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2003/07/08 23:16:17 (mmXb8k/Z)
冷たい風を頬に感じ、手探りで携帯を探しながらここが自分の部屋
ではない事に気付いたのは、初夏の土曜日の午前7時半の事だった。
「ごめんね、起こしちゃった?」と、洗濯物を手にベランダから覗き
込む彼女。長い髪を後ろに束ね、白いブラウスにスリムジーンズ姿、
つい3時間程前まで腕の中で甘い吐息を漏らしていた事など、今は
もう想像すらできない。女とは、つくづく不思議な生き物だと思う。

私が服に着替え彼女のお気に入りの白い小さなテーブルの前に座り、
先程まで寝ていたベットにもたれ掛かった頃、洗濯を終えたミキは、
大きなマグカップを2つテーブルに置くと、私の隣へと滑り込んだ。
「よく眠れた?」と顔を覗き込むミキの唇に、キスで返事をすると、
「も~ぅ」と拗ねてみせる。頬に伸びた手の意味に気が付いたのか、
「もうすぐ玄米ご飯が炊けるからね」と話しを逸らせようとするミキ。
そんな言葉を無視して、先程の3倍の時間をかけミキの唇を塞いだ。

ミキと私はいわゆる遠恋で、直接逢えるのは、年に2・3回程度だ。
最近では、たまにTelSexなんて事もあるが、そんな事をなん百回と
重ねてみても、この一回の口付けには敵わないように思えてしまう。
現に私の左手は、まるでそれが自分の体の一部でもあるかのように、
小さなボタンを難なくはずすと、ブラウスの中へと忍び込んで行く
ミキは、左手の行き先を過去の経験と本能で察知し、息を荒げる。

ミキのサイズは75のCだ、昨今ではお世辞にも大きいと言えない、
しかし、この慎ましやかな膨らみは、なぜだか私の手にしっくりと
収まる、まるで私の為にあるかのようにだ。唇を離すと、ミキは、
最後の抵抗とばかりに潤んだ瞳とへの字の唇で私の行いを責める。
しかし最早ささやかな抵抗だ、左手の指の動きにミキは逆らえない、
隣屋の物音を気にしながら喘ぎ声を必死に我慢する、声を漏らせば、
再び唇を奪われ、より激しく責めたてられる事をミキは知っている。

更に奥へと延びる魔の手に自然と腰を浮かせてしまうミキ、先程の
愛撫に声を漏らしたミキの唇を再び奪い、ジーンズのファスナーを
下ろした。既に少し濡れている秘所への進入さえも、もう拒まない、
むしろ指の動きに合わせ、しなやかな腰を右に左に動かしている。
そんなとき、キッチンからアラーム音が聞こえてきた。快感の波に
揺れながら、うわ言のように「ご飯が焦げちゃう」とミキは繰り返す。
「ガスを止めておいで」と言うと、コクンと頷きキッチンへと消えた。

ガスを止めて、キッチンで水を飲んでいたミキを背後から抱きしめ、
耳元でささやくと体を預けてきた、私の両手が、すかさず滑り込む
「こんな所で」と驚くミキのジーンズは、既に膝まで下がっている。
「ダメ」と言うミキの言葉をよそに、私の唇はミキのお尻へと移り、
ベージュ色のショーツは、既にその機能の大半を失いかけている。
いつもと違う状況にミキは困惑している。今朝ほど作った蛤の潮汁
の鍋のすぐ隣で、今現在味見を受けているのはミキ自身なのだ。

もはやミキの肢体を支えているのは、シンクを掴んだ華奢な2本の
腕だけと言ってもいい。キュッとくびれた腰から下は、侵略者の
支配下にあり、律動に合わせて艶かしく左右に揺れているだけだ。
スラリと延びた細い足さえも先程からガクガクと震えっぱなしだ。
ミキの限界を感じ私は、するりと抜き取った、「はんっ」と安堵とも
名残惜しさとも取れる声をミキが漏らす。既に機能していないミキ
の着衣を全て脱がし、ミキを抱き上げ再びベットへと横たえた。

首に絡ませた腕をもう離そうとしないミキが、何とも愛しく思う。
もう二人の思いは同じだ、私が腰を押し付けるとミキが腰を持ち
上げる、ミキが僅かに眉をひそめると私は再び温もりへと導かれた。
後は互いに絶頂へと上り詰めていく、もうミキも喘ぎ声を隠さない、
彼女のそれは元々吐息に近いから、さほど気にする必要もないのだ。
私は彼女への思いを全て吐き出すと、体を重ね強く強く抱きしめた。
 
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