私が高校生の時の話です。
　当時私は同じ学校の人に片想いしていました。彼は生徒会の会長で、私は副会長を
していて、彼とはただ生徒会の仕事だけの関係で、つきあう機会はありそうでありま
せんでした。
　ある日、生徒会の話し合いをしていて下校が遅くなりました。彼と私は徒歩通学を
していて、途中まで一緒に帰ることになりました。もう夕方６時ごろで、秋のことだ
ったので、外は薄暗かったです。
　いろいろおしゃべりしていたら、彼が突然、
　「Ｍさんって今付き合っている人いるの？」
　「いえ、いませんけど…、何か？」
　「いや、いるのかなと思って」
　「あ、好きな人ならいます」
　「あ、いるんだ」
　「あの…、私と今一緒に歩いてる人が好きなんです」私は顔を赤くして下を向きな
がらさりげなく告白しました。すると、彼は立ち止まって、「俺もＭさんって、ずっ
と前から好きだったんだ。俺と付き合ってくれ」と言いました。
　私はその一言で胸がいっぱいになりました。そして彼は私の両手をつかんで、唇に
唇を重ねてきたのです。キスをしたのは生まれて初めてでした。
　私は彼の腕の中でなぜか泣いてしまいました。キスをして大人になったというか、
片想いの人に好きって言われて、うれしくて…、そんな意味の涙でした。

　その後、彼とは親密になっていきました。でも、Ｈはしていませんでした。私はあまり興
味がなく、彼とはデートで手をつなぐ程度で、彼も誘ってこなかったので。
　そして、初告白から約２ヶ月後。その日は土曜で当時は半日授業があって、その後生徒会
の話し合いが少しあり、午後２時には終わりました。
　帰宅中、彼と一緒に歩いていると、彼から、
　「俺の家に寄っていかない？」
　「あ、いいの？」
　「うん、今日は夜まで家に誰もいないんだ」
　私は一瞬、「あ、どうしよう」と思いましたが、一応ＯＫしました。
　彼の家に行き、部屋に案内されました。室内は足の踏み場がないほど散らかっていました
。差し入れの紅茶とお菓子をつまみながら、学校・クラスのこと、最近考えていることを話
したり、中学時代の卒業アルバムを見せてもらったり、楽しい時間が流れました。
　そして、その時（？）がきました。
　卒業アルバムを２人で見ていた時、彼から、
　「なぁ、していいか？」
　鈍感な私は「えっ、何を？」
　「言わせるなよ（苦笑）。今日、これ持ってるから」と、彼は小さな袋の様なものを見せ
ました。実は私は説明されるまでそれが例のゴムだとは知りませんでした（恥ずかしい）。
　そして彼は私を抱き寄せてキスをして、私の身体の上に覆いかぶさってきました。私はド
キドキして喉がカラカラになってきました。
　彼の手が私の制服のボタンをはずしてきて、ブラウスのボタンもはずされ、ブラも脱がさ
れました。そして彼は「もう俺、がまんできない」と私の胸に顔を押しつけてきました。乳
房をなめたり、しゃぶったりしてきて、私は思わず「アッ」と声をあげてしまいました。最
初の愛撫でアソコがさっそく濡れてしまいました。
　私は自分からスカートも下着も脱ぎ、彼も自分から制服を脱いで裸になって、熱い時間を
過ごしました。
　彼は挿入より、私の胸を愛撫するのが好きみたいで、１０～１５分ほど乳房をなめてきま
した。
　挿入はとても痛かったです。
　あれから１０数年。彼とはその後自然消滅してしまい、今どうしてるのかわかりません。
同窓会もやってないし。私はわけあってバツイチとなり、今は１人です。
　でも、彼と初めての経験で、もう一回彼としたいと思わないこともないです（？！）。

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