仕事が一区切りついたので、職場の同僚たちと打ち上げに行きました。
参加者は5人ですが、一応、私(43才)が一番の上席で、ほかは、20代の女性
1人と、30代の男性2人、40代後半の女性1人という構成でした。
妻子持ちの私は滅多に飲み会には行かないのですが、その日は気分良く自分か
ら主催しました。そんなこともあって、皆それぞれ予定があったようですが、
都合をつけて参加してくれました。
ところが、私のお目当ての菜実子(20代)は、早々に携帯が鳴って、帰ってし
まいました。男性2人も、私に気を遣いながら、1時間ほどで抜けていきまし
た。
結局、私と美幸(40代後半)の2人になりました。
私は、美幸が残ってくれたことをとても嬉しく思いました。確か、中学生の子
どもがいて、ご主人も忙しいと聞いていましたが、何とか調整してくれたので
しょう。美幸も滅多に飲みに行くタイプではないので、私に気を遣ってくれた
のだと思います。
普段、菜実子のモデルのような美しさに目を奪われていましたが、改めて見る
と、美幸も清潔感のある知的美人です。私より年上で、既婚者なので、これま
でそうした目で見たことがなかったのですが、地味ながらも非常にスリムで、
私好みの体型であることに気が付きました。
結構、お酒が入ってくると、暑くなったのか、美幸がセーターを脱ぎました。
薄いブラウス1枚になり、ベージュのブラジャーが透けていました。恐らく、
この日飲み会になることは想定していなかったのだと思います。レースがくっ
きりと見えて、妖しい色香を放っていました。目のやり場に困り、トイレに席
を立ちましたが、私は自分が興奮していることに驚いていました。戻ってくる
と、今度は背中のホックの線が浮き立っていることに気付き、股間が硬くなっ
ていきました。
お酒を注がれると、新婚のような喜びを感じました。魔が差す、とでも言うの
でしょうか、ご主人も子どももいる年上の人妻だと分かっていながら、私は理
性を失っていきました。
酔った勢いもあり、私は少しずつ口説き始めました。美幸は困った顔をしなが
ら、適当に受け流していましたが、やがて、「少し飲み過ぎたようですね。そ
ろそろ帰りましょう」と立ち上がりました。
嫌われたかな、と思いながらも、「タクシーで送るから」と促すと、一緒に乗
ってくれたので、しばらく世間話をしていると、優しく相づちを打ってくれる
美幸が愛おしくなり、手を握ってしまいました。
美幸は、一瞬固まっていたようですが、すぐに手を振り払いました。もう一度
握ると、諦めたのか、今度はそのままうつむいていました。
あとは、もう勢いでした。「もう1軒行きましょう」と言って、繁華街のはず
れのショットバーの前でタクシーから降り、人目がなくなったのを確認してか
ら、美幸の腕を取って、隣のホテルに連れ込みました。小声で「えっ」とか
「いや」とか言ったのが聞こえましたが、構わず引っ張っていきました。
部屋に入ると同時に、唇を重ね、ベッドに押し倒しました。考える時間を与え
てはいけないと思いました。「ずっと好きだったんです…」と耳元でささやき
ながら、舌を絡め、胸をまさぐり、夢中でむさぼり続けました。「ちょ、ちょ
っと、待って」と抵抗されましたが、構わず「好きだ」と繰り返しながら、ブ
ラウスを、スカートを剥ぎ取っていきました。
ブラジャーをずらすと、小ぶりの胸が露わになりました。妙な形容ですが、発
育途上の少女のような胸でした。舌で乳首を転がすと、「くふん」とくぐもっ
た声を漏らしました。「美幸」と呼びながら、股間に手を滑らすと、アソコは
もうぐっしょりでした。美幸の腕が私背中を抱き寄せ、しがみつくのを感じる
と、私は勝利を確信しました。
そこから先は、夢の中の出来事のようでした。二人、シャワーも浴びずに、む
さぼり合いました。
美幸はアソコを舐められると異様に興奮しました。普段の清楚なイメージとは
ほど遠い、大きな声を上げました。シックス・ナインの体制になると、自分か
ら私のアソコを頬張ってくれました。
美幸は舌で簡単にイッてしまいました。2度イカせた後、私も美幸の口の中に
果てました。大量に射精したものが、美幸の口からこぼれ落ちてくるのを見
て、サド的な快感にも浸っていました。
さんざん焦らしてから、正常位で挿入しました。私の名前を呼ばせると、大声
で繰り返し叫びました。高速で突いて、先に美幸をイカせてから、中に出して
しまいました。
その後、騎乗位で美幸を動かせてから、体位を変えてバックで挿入すると、
「恥ずかしい。悔しい」と髪を振り乱し、イッてしまいました。思わず私も中
で果てました。私の方は次第に冷静になっていきましたが、美幸の方はどんど
ん乱れていきました。
結局、私は3回でしたが、美幸は10回以上達したと思います。
ホテルに入ったのは10時頃でしたが、2時過ぎまで行為に及び、その後、抱き
合ったまま眠ってしまい、起きのたは朝の5時過ぎでした。
目を覚ますと、さすがに年齢は隠せない、40代の女性の顔がありました。た
だ、お化粧は取れていても、素顔の清潔感は品があり、本気で惚れそうになり
ました。お互い、一夜限りの過ちであることは分かっています。優しくキスを
すると、微笑んで受け入れてくれました。胸を揉みながら、「もう1回」と誘
うと、「もう、ダメ。後戻りできなくなるから…」と断られました。それで
も、強引に迫ると、結局もう1度結ばれました。濃厚なキスをしながら、タイ
ミングを合わせて同時に果てました。
お互い、家に帰ってからの言い訳が大変でした。
それでも、何事もなかったように、定刻の出社時間に顔を合わせ、淡々と仕事
に就きました。
お互い、家庭がある身。あの日のことは忘れて、もう2度と交わらない暗黙の
了解がありますが、私の頭の中は、ずっと美幸のことで一杯です。