あれはもう20年以上前の話・・・。
中学の頃から夏休みになると自転車でツーリングに行くのが毎年の恒例になっ
ていた。
最初はせいぜい一泊から二泊程度の小旅行だったが、高校2年の夏休みに一週
間かけて道南一周ツーリングに出掛けた。
天候にも左右されるし、その日の体調やテンションにより当初の計画どおりに
はなかなかいかない。
その日は確か四日目。
既に函館を過ぎ、松前を過ぎていた。
目的にしていたキャンプ場には夜7時を過ぎても到達出来ず、やむを得ずひと
つ手前の町のキャンプ場で今夜は泊まることにした。
まずは自転車を停め、砂浜を歩いてテントを張る位置を探した。
すると3家族ほどでキャンプをしている集団に出くわした。
「おう!どうした若いの!」
いい具合に酔った年配の男性が俺に声を掛けてきた。
俺は事情を話す。
するとその男性は
「これから食事か?よかったらこっち来て一緒にバーベキューでもどうだ!」
と、誘ってくれた。
それほど有難いことはない。
俺は是非!と、その集団に加わった。
俺の予想どおり、連中は3家族合同でキャンプをしており、その中には子供や
大人達の兄弟など総勢14,5名ほどだったと思う。
テントは5張りと大掛かりで、まるで西部劇の幌馬車隊のように円で囲うよう
に建てられていた。
その中央では焚き火、炭焼き台が全部で3台。
「好きなだけ食ってけ!夜、寂しかったらカミさん貸すぞ!(爆)」
と冷やかされたりした。
折りたたみ椅子を宛がわれ、炭焼き台の中央に座らされた。
肉、魚介類、野菜・・・これでもかと言うくらい食べ物が豊富でどれも美味し
かった。
そして、バーベキューにつき物はやはり酒だが、当然飲まされた。
勧められて断るわけにもいくまい・・・。
当たり前だが、酒を飲みなれていない俺はすぐに酔っ払った。
奥さん達は、そんな俺を可愛い可愛いと取り囲み、次々酒は注ぐは、とても食
べられない量の肉や魚を皿に盛るはで大変だった。
そんな彼女達の中に一人だけ俺の好みのタイプの奥さんがいた。
彼女の名前は美智子というらしく、最初に声を掛けてくれた男性の奥さんだった。
髪を後ろで一本に縛り、白と青のボーダーシャツに下は白いデニムのショート
パンツにサンダル履き。
大人たちの冷やかしに常にフォローしてくれて、とても優しくしてくれた。
時々俺がマセたことを言うと満面の笑みで笑いながらボディタッチしてくる。
20歳近く年上の女性にドキドキしたのは初めてだった。
しかし、宴もたけなわというところで俺は昼間の疲れと酒の所為で眠くて横に
なりたくて堪らなかった。
そんな俺の様子にいち早く気づいた美智子さんは
「もう休んだ方がいいんじゃない?」
と、心配顔で俺の顔を覗き込んだ。
ドキッとするほど色っぽい。
そんな俺と美智子さんを他所に、他では大いに盛り上がっている。
周りと歳の差があり過ぎて話題に入れるはずもない。
珍しがってからかわれていたのは最初だけ。
すっかり俺は相手にされなくなっていたので、逃げるなら今がチャンスと思っ
ていた。
「もう、休みなさい・・・ね」
俺は美智子さんに促され、その場を立ち去ることにした。
皆に礼を言おうとしたが
「面倒なことになるからいいわよ、お礼は」
と美智子さんが言ってくれた。
「でも・・・」
「誰も気づかないわよ(笑)それに後で貴方がお礼を言っていたこと、皆に伝
えておくから」
と言ってくれたので俺はその場を後にした。
歩くと頭がグラグラ揺れる感じだった。
完全に酔っていた。
足元がおぼつかない・・・このまま倒れこみたい気分だったが、その倒れ込む
べきテントをこれから建てなければならないのだ。
一人用の簡易なテントなので、それほど時間は掛からないが、それでも今の俺
には重労働に感じた。
自転車から荷物とテントを下ろし、彼らから50mほど離れた場所に設営を開
始した。
「貴方、一人で大丈夫?」
戻ったはずの美智子さんの声が後ろから聞こえた。
どうやら心配して引き返してくれたらしい。
「大丈夫です」
俺は気丈を装ってそう答えた。
「嘘ばっかり(笑)体がユラユラしてるわよ、手伝ってあげる」
「い、いいですよ!」
結局、美智子さんにほとんど作業をさせてしまった。
「若いからって疲れてる上にお酒まで飲んで・・・不良なんだから(笑)明日
は朝ごはんも誘ってあげるから、大人しく寝なさいよ!」
そう言って美智子さんは去って行った。
寝袋に横になり瞼を閉じ、美智子さんのことを考えた。
Tシャツに浮かぶ胸の輪郭・・・ショートパンツから伸びるムチムチした太
腿・・・。
息子がムクムク持ち上がってくる。
しかし、欲情より疲れと酔いに負け俺はいつの間にか眠りに落ちようとしていた。
おぼろげな意識の中、遠くで酔って騒ぐ声が聞こえる。
微かに波の音も子守唄に聞こえ心地いい。
やがて、それは徐々に遠ざかり俺は完全に意識を失った。
それからどのくらい時間が経っただろう?
目が覚めると眠る直後までも喧騒は既に聞こえず、波の音だけが響いていた。
静かだなぁ・・・???
何かテントの中にいつもと異なる違和感を感じた。
何かの気配が・・・。
「起しちゃった?」
「えっ!?」
頭をあげると横に人影が。
「ごめんね・・・」
言葉の合間の息遣いが荒い。
意識が徐々にはっきりし、俺は違和感が何なのかを確信した。
狭いテントの中に他人がいる!そして・・・俺は下半身に何も身に着けてな
かったのだ。
「あっ!」
「しっ・・・」
その人影は人差し指を唇に突き立てた。
見覚えのある声。
「み、美智子さん?」
「うん・・・」
「ど、どうしたんですか?」
俺は状況が理解できず、それしか言葉に出なかった。
「どうした?って言われても説明に困るけど・・・」
そして、どうして俺は下に何も穿いていないのか?
「これからいいことしてあげるけど・・・内緒にしてね」
何がなんだかわからず俺は
「は、はい」
と、答えるしかなかった。
美智子さんの手がペニスを握る。
「こんなに元気にして・・・寝てたのに・・・」
どうやら美智子さんが脱がせたらしい。
俺は徐々に理解した。
美智子さんは夜這いに来たのだ。
しかし、まだ経験が浅かった俺にはその理由が思いつかない。
美智子さんの手はペニスを優しく扱く。
「どんなに疲れてても、ここだけは別なんだね・・・」
亀頭をこねくり回しながら、熱い吐息を俺に吹きかけてくる。
「私のことエッチな目で見てたでしょ?」
「えっ?そ、そんなことないですよ」
「嘘!白状しなさい・・・気づいてないと思ってたの?」
「・・・・」
「女の勘はするどいんだから」
確かに美智子さんを気に入ってはいたが・・・。
「貴方が私を見る目・・・それを思い出したら来ちゃったのよ」
「そうなんですか・・・」
「そうよ、貴方が悪いのよ」
「だ、旦那さんが・・・」
「余計な心配しないの、酔っ払ってグッスリだから(笑)」
「で、でも・・・」
「若いときは余計な心配しなくていいの!ここはこんなに正直なのに・・・」
ペニスを握る手に力が入る。
「うっ・・・」
あまりの気持ちよさに声が出てしまった。
「あらっ?さっきより硬くなった^^やっぱりここは素直なんだね」
美智子さんは、突然服を脱ぎ始め全裸になった。
「おばさんだから勘弁してね・・・」
大きな胸を顔に押し付けてくる。
「どう?オッパイ吸ってみて」
俺は言われるままに乳首を口に含んだ。
「あ・・んっ・・・そ、そう・・・上手よ、優しくネ」
美智子さんは俺の頭に腕を回し、更に強く押し付けてきた。
そこまでされても俺は美智子さんに触れていいかどうかわからず、両手を横で
さ迷わせていた。
「触って・・・」
触りたいところはたくさんあったが、取り合えず無難に背中に手を回した。
「もう経験あるの?とっても上手・・・あっ・・・」
経験はあったが、何故かそれを正直に答えられなかった。
「すっごいカチカチ・・・ホントすごい・・・」
美智子さんが下がっていった。
Tシャツを胸まで捲られ、キスされる。
俺の彼女は同い年なので、当然ここまで奉仕されたことはない。
キスは少しずつ下腹部へ下りていく。
もしかしてっ!?
いくら彼女にお願いしても稀にしかやってくれないフェラチオ???
予想どおり、美智子さんは俺のイチモツを舐め始めた。
「あっ!き、汚いですよ!今日は風呂入ってないから」
慌ててそう告げると
「それがいいの、この匂いと汚れが堪らないの、綺麗にしてあげるね」
(大人の女性は、それが好きなのかっ!?)
衝撃を受けた。
しばらく亀頭や陰茎をペロペロ舐められ、俺は天にも昇る気分でされるがまま
になっていた。
そして頬張られた。
「あっ!うっ・・・」
暗闇に美智子さんの頭が上下に動いているのがぼんやり浮き上がって見えた。
いったい美智子さんの口の中はどうなっているのだろう?
そう考えるほどの快感に襲われる。
本当はいつまでも味わってみたかったが、久しく抜いていなかった俺に、これ
ほどまでの施しに耐えられるわけもない。
「み、美智子さん・・・で、出ちゃいますよ!」
「いいよ、いっぱい出しても・・・」
「えっ!?ホントに?」
「出ひて、お願ひ・・・」
美智子さんの頭の動きが速くなる。
「あっ・・・うっ・・・で、出る・・・」
いくら年上と言えど、俺は男だ。
そう簡単に逝くのは情けない・・・と、自尊心が働きかけたが無駄だった。
やはり大人の女には適わない。
「逝くっ!!」
俺は美智子さんの口に若いエキスを放出した。
「んぐ・・・んふぅ・・・んん・・・」
信じられないことに美智子さんはそれを全て飲み干した。
そして後から滲み出るザーメンまで吸い取り、最後は尿道口をペロペロ舐めて
綺麗にしてくれた。
「すっごいいっぱい出たね」
嬉しそうに小声で言う。
「そ、そんなことされたら誰だって我慢できないですよ・・・」
「誰だって?若いからでしょ?(笑)」
完全に美智子さんペース・・・主導権は彼女が100%握っていた。
「またすぐ元気になるでしょ?」
まだ勃起していたペニスを愛撫しながら、萎むことを許さない。
「また興奮してきたら、私に挿入れてね^^」
俺の欲望の塊を飲み干した口でキスされた。
心なしか生臭かったが、最早抵抗できるわけもない。
挿入される舌を受け止めた。
「全然縮まらないね」
ペニスを離すことなく美智子さんは嬉しそうにそう言った。
「もう挿入るかな?うふふ・・・」
「た、多分・・・」
「でもね、その前にして欲しいことがあるの」
「なんですか?」
「私を狂わせて・・・」
美智子さんは俺の横に仰向けになり、股を開いた。
「ねっ?わかるでしょ?」
俺は起き上がり上下入れ替わった。
「好きにしていいのよ」
これ以上ない嬉しい言葉だ。
俺はストレートに股間に顔を埋めた。
どんな風にしてあげれば一番気持ちいいのかなどまだわからなかったので、無
我夢中で美智子さんのオマ○コにむしゃぶりついた。
暗闇の中、手触り舌触りを頼りに、少ない女性器の知識を総動員してクンニした。
「あっ!ぁああぁぁ・・・いい、気持ちいい!そう!そこ・・・そこそこ」
そこと言われたのはクリトリスだ。
プチッとした硬い突起を何度も舐め上げた。
「すごい!上手よ・・・貴方、上手!」
どうやら気に入られたらしい。
いつしか俺の分身も完全に復帰した。
「あぁぁ・・・もう我慢できない!頂戴、挿入れてっ!」
俺は分身を握り締め、手探りで美智子さんの入り口を探した。
「もう少し下・・・ううん、ちょっと上・・・そうよ、そこに来て!」
抵抗なくどこまでも突き進める場所に俺はゆっくり挿入していった。
使い込んだ人妻のアソコはこうもスムーズなのか?
まるで自分が百戦錬磨のAV男優にでもなったかのような錯覚を起す。
俺って上手???
美智子さんの中は、この世のものとは思えないほどの心地よさだった。
まるでアソコが独立したひとつの生き物のように絡みつき蠢いて、分身を包み
込んでくれるようだ。
「激しく突いて!中に出してもいいのよ、若いんだから・・・思い切って来て!」
女を歓ばせるテクニックなどまだまだ無縁な俺は、自分の快感だけを考え激し
くピストンを始めた。
「あぁぁ・・・す、すごい・・・もっと!もっと強く!」
手に余るほどの乳房を鷲掴む。
「痛っ!・・・ううん、強く!そう!もっともっと」
美智子さんの脚が俺の腰に回り、がっちり羽交い絞めにされる。
その窮屈な中でも俺は必死に腰を振り続けた。
あんなに大人で優しく清楚な美智子さんが・・・この乱れよう。
そう考えると尚更興奮は高まった。
「あぁぁ・・・逝く・・・逝きそう・・・」
「み、美智子さん・・・俺も・・出ちゃいそう・・」
「もう少し我慢してっ!」
「は、はい・・・」
何とか射精を制御して、美智子さんの許可を待つ。
「あ・・・逝く・・・いいよ、出しても」
「うん」
「あーーーっ!逝く・・・逝く逝く逝く~~ぅ!!!」
「お、俺もっ!!」
俺は再び射精した。
今度は美智子さんの下の口だ。
一気に二人天に昇る・・・。
俺は美智子さんに倒れ込み、汗ばんだ胸に顔を埋めた。
しばらくして美智子さんは俺の後頭部を撫でながら
「すごくよかったわよ・・・ありがとうね、疲れてるのに(笑)」
と言った。
その後、復活した俺達は再びセックスに没頭した。
最初はバックから、途中で体位を変えられ美智子さんが俺の上で激しく腰を振
り逝かされた。
もうこれ以上は無理・・・。
3回射精を果たし、まどろみの中で波の音を聞く。
「じゃあ、私戻るね^^もう大丈夫?まだしたい?(笑)」
流石に俺は明日の目的地までのノルマを考え遠慮した。
と、言うより十分欲望を達成した。
次の日の朝。
美智子さんが起しに来た。
「いつまで寝てるの?ご飯できるから食べにきなさい」
その明るい笑顔を見て、もしかして昨夜の出来事は俺の夢だったのか?
と、一瞬疑った。
しかし
「昨夜はホントにありがとう・・・すっごい気持ちよかったよ^^v」
と、去り際に言った美智子さんの言葉で現実だったんだと思った。
美智子さんの旦那さんは、すっかり酔いも醒め、昨夜とはまるで別人のように
紳士的で真面目な男性だった。
色々話しかけられたが、ほとんど目を合わすことは出来なかった。
なのに、美智子さんは何事もなかったようにしている。
女の怖さを知った一夜だった。
俺は連中より先に出発した。
皆口々に「頑張ってね!」と励ましてくれる。
その中に美智子さんもいた。
また会える?
俺は心の中でそう問い掛けたが、美智子さんに伝わっただろうか?
その後、美智子さんと会うことは当然なかったが、あの出来事は今でも時々俺
のオナニーネタになっているのは言うまでもない。