昔の悪友Yから十数年ぶりに連絡があり、嫁さんも連れて飲みに出てこいと言う。
嫁にはあまり会わしたくない相手だが、Yがそう言うので一緒に行くことにした。
昔から調子者のYは、相変わらず変わらず調子が良く、大きな話に世間知らずの妻は、ひとつひとつ驚いたり感動したりしていた。
「Yさんってすごいんですね」
そんな妻に、気を良くしたYは、高級シャンパンを頼んで妻に勧め、普段は飲まない妻が高級酒と聞いて何杯も飲み、完全に酔っぱらっていた。
「嫁さん大丈夫か?」
「ああ、もうそろそろ連れて帰るよ」
「まぁ、久しぶりなんだしもうちょっといいじゃないか、帰りは送らすから心配するな」
そう言うYの言葉に私は油断し、Yに勧められるまま酒を飲み、不覚にも途中から意識を失っていました。
途中、なんとか意識を取り戻しかけた私がボンヤリとした意識の中で見たものは、Yともうひとり別の男が、二人がかりで妻を裸にしてる光景でした。
「おおっ綺麗なオマンコしてるやないか、こりゃまだ使えるなぁ、おい写真撮っとけ…」
(やめてくれ~)
私は遠退く意識の中で、必死に叫んでいました。
「ほら、入れるぞ、オマンコ開け」
「ああん~」
「ほら、気持ちいいかぁ、俺の玉入りチンポ」
「はぁあ~ん」
「次は俺や、ほら上に乗れ」
「ああんあっあっあっあ~ん」
次、私が気づいた時には何故か妻も一緒に自宅に戻っていました。
あれは悪い夢か?
そう思った私でしたが、やはり夢ではなく現実の出来ごとでした。
それから数ヶ月後、やたらと妻が出歩く様になり、服装や化粧も派手になっておかしいなと思っていたら、やはりあのYが原因でした。
Yはあの後すぐ妻を呼び出し、改めて肉体関係を迫り、妻が拒むと撮影した写真を見せて脅し、妻は仕方なくYと再び肉体関係を結び、その際に薬を使われたのかYとのセックスが忘れられなくなったそうです。
その後、自分からYに会いに行く様になった妻は、Yの仲間の男と3Pをする様になり、その時の写真やビデオを撮られて、完全に二人の言いなりになってしまったそうです。
言いなりになった妻は、Yの仲間が経営するデリヘルで働き、売り上げのほとんどをYたちに巻き上げられていたそうです。
月30人~40人の客をとり、4ヶ月で120人~160人の客をとっていた妻でした。
それよりも私がショックだったのは、妻がYの奴隷になっていたことです。