昔は規制が緩かったから田舎の方だと住宅地にラブホテルとかあったんです。
立地が悪いのにもかかわらずわりと繁盛してたのはガレージから直結して部屋に上がれたから。
後ろめたい関係性のお客さんには重宝されてたのでしょうね。
オーナーが副業でやってるパターンも多いそうで、私は高校卒業と同時に辞める友達から引き継ぐ形でそのホテルのバイトをすることになった。
一見ビジネスホテルみたいな屋号だから親も騙せたし、時給も良くて仕事もキツくはなかったからずいぶん続いたものだ。
その時のエピソードを少しします。
(過激なのをお好みの方は他をオススメします。読んでから文句言うのはナシでお願いします)
このバイトの好条件は述べた通りですが、いつもバイトしてる時ってスゴくムラムラしてました。
やっぱり同じ建物で皆さんエッチしてるんですから当たり前な話ではある。
会計時にそれぞれの部屋の玄関口のカウンターまで行くんですが、手が出る小窓しかないから向こうからは見えません。丸見えなんですね。
向こうからは姿見になってます。
だから、カップルを見てあれこれ想像は膨らむし、暇な時間帯は退出後のベッドメイクなどもしますから、コンドームやシーツから漂うザーメンの香りなんかも嗅ぐわけで、やたらとムラムラするんですよね。
特に大学の頃は彼氏いない時期が圧倒的に長かっただけに欲求不満だったから。
たまに友達が見学がてら遊びに来て、来ているカップルを品定めしたりしてきゃきゃあはしゃいでたりしてました。
この人ならアリかなとか、こりゃアウトだとかさんざん勝手言うのも楽しかった。
そんな時に友達の彼氏が友達じゃない相手と来たんです。
しかも、かなり年の離れたマダムっぽい感じの人。
あれを見た時の衝撃ったらなくて、私はすぐに友達に連絡した。
「今さ、Aが来たんだけど…Mじゃない相手と…」
「エエエッ!マジッ!…誰?知ってる子?」
「ううん、知ってるわけないよ!だってけっこうおばさんだもん!」
「うわあっ~!!エエエッ…何それ?ちょっと見たいんですけど…!」
「もう帰った…帰るときに気づいたからね」
「ああん~!でもさぁ、なんかAって年増にモテそうな雰囲気もない?」
「あるかも」
「パトロン?男の場合だと何て言うんだ?…」
「若いツバメとか?」
「きゃははははっ!」
こんな感じで盛り上がったんだけど、またちょくちょく遊びに行きたいと友達は言っていた。
もしかしたらまた来る可能性はありますから。
しかし、あれは意外だった…
あんなおばさんとかでもアリな男の子だったのか。
確かに美女ではあったけど。
友達とAはまだ別れてはいないはずだ。
どちらかというとその友達とAがつきあったのは意外だった。
しかも友達はかなり人気高かったし、友達の方から告白したから皆ビックリしたはずだ。
なんとなく男の本性を見た気がした。
それからしばらくして、友達が遊びに来てる時にAが来訪した。
待ちに待った瞬間だったから、なんか滅茶苦茶盛り上がって会計時を待った。
そしたら、時間より少し早く会計に呼ばれた。
二人は小走りで笑いを押し殺して向かった。
その時はまだ女の方が準備ができてないのか、Aが会計に降りてきてた。
しかも、全裸で…
マジックミラーに映る彼は髪の毛まで洗ったようでしきりにゴシゴシ拭いていた。
たぶんお金を出してるのは女性の方だろうが、先に会計済ましといて的な流れで彼が降りてきたのだろう。
まさかかつての同級生ふたりにガン見されてるとも知らずに…
お釣りを渡して階段を上がって行く時のお尻も良かったけど、立ってはいないものの丸出しのペニスには興奮した。
けっこう着痩せするタイプなのか、あの当時はそんな言い方すらなかったけど、いわゆる細マッチョでペニスもなかなか大きく感じた。
二回くらいは出してるのにあれくらいならけっこう立派かもねとは友達談。
太くはないけど長さがあったというのは共通の感想だった。
あと、10分以内には降りてくるのがわかっていたから私達はそれを待った。
そしたら、またまたビックリした!
なんと和服の女性だったからだ。
入って来る時の監視カメラの小さな白黒画像では気づかなかった。
私達は出ていったあとに顔を見合せ笑った。
いやあ、実際に見てみると凄いね…
を友達は連発してた。
私は友達に言った。
「もっと驚くよ。こないだのおばさんと別人だった。」
「うそっっ!!」
私達はそのAの彼女には報告はしなかった。