ずっと心のど真ん中にいた人と、3年ぶりに再会したことがある。
別れた後、ずっと忘れられなくて、別れて2年過ぎたの2019年の10月に来た台風19号のあと、ど真ん中が心配になって、返事は期待しないでラインを入れたら、「無事、生きてるよ。」と返事が来た。
その後、 月に数回、他愛のないライン入れてたら、2020年の初秋に、東京を離れるから、一度会いたいと言われて、別れて3年ぶりに再会した。
ど真ん中は、コロナ禍で仕事が立ち行かなくなったから、仕事辞めて帰郷すると言ってた。
だから、会うのは最後で、もう一生会えない人になった。
ど真ん中に会うまでの一週間、着ていく服を選びに選んで新調した。
そういうことにはならないと思ったけど、無いとは思ったけど、下着も新しいのを着けた。
ど真ん中に会って、昔と変わらない笑顔を見れた。
暫く並んで歩いて、このど真ん中が遠くへ行ってしまうなんて、辛くなった。
でも、ど真ん中は、
「もう、会えなくなるけど、今までだって会ってなかったから、同じだよね。」
って微笑んでた。
哀しそうにど真ん中を見つめたら、
「最後の思い出、作ろうか…」
と、腰に手を回してきた。
ラブホに入り、3年ぶりのキスをした。
この3年、男性には縁がなかったというより、ど真ん中が忘れられなくて恋ができなかった。
ど真ん中のクンニ、久しぶりに気持ち良く、そして、ひっくり返ったカエルみたいな恰好でアソコ丸晒しで、久しぶりに恥ずかしかった。
ど真ん中のオチンチン、3年ぶりにフェラした。
なんだか、3年前より赤黒くなった気がしたから、どん¥万赤のオチンチン、私以外の女の子のアソコに入れたんだろうなと思った。
ど真ん中が入ってきた。
気持ち良かったし、嬉しかった。
舌を絡ませながら、キスをした。
アソコの天井を突かれて、思わず声が漏れた。
このままずっと、ど真ん中に抱かれていたかった。
ど真ん中の精液、アソコの奥深くに出してほしかった。
必死ぶりにセックスして、好きな人とするセックスがどれだけ素敵なのかを噛み締めた。
ど真ん中に揺さぶられ、喘ぎ声が止まらなかった。
気が遠のくような快感に、シーツを握り、仰け反った。
乳房が揺れてるのが分かった。
薄れゆく意識の中、彼の熱い精鋭がお腹の辺りに賭けられているのを感じた。
彼の精液詫びれた嬉しさと、ああ、終わっちゃったという淋しさが交差した。
彼が、精液をティッシュで拭いた後、キスしてきた。
ラブホを出ると、もう、薄暗くなっていた。
居酒屋で思い出話をしながら、別れの盃を交わして、その後、最寄りの駅までど真ん中が送ってくれた。
「今週中に、アパートを出て行くよ。最後に会えて嬉しかった。元気でな。」
「あなたも元気でね。」
さよならは3年前にしたから、この時は言わなかった。
部屋に帰って、お風呂に入って、髪を乾かしているとき、鏡に映る自分を見てたら、涙が溢れた。
どうして隣にど真ん中がいないんだろう…
2021年3月、私も東京を去って帰郷した。
ど真ん中…どうしてるかな。
元気かな。
ど真ん中の子供、産みたかったな…
あのねど真ん中…
私ね、去年結婚して、間もなく、子供が生まれるんだよ…
だから、ど真ん中の思い出にも、さよならするね。