先週の土曜日、別れて4年近く、まだ忘れられていない元彼と駅ビルで再会した。
元彼とは、凄く濃いセックスしてた。
とにかく前戯が長くて、徹底的な愛撫、そして蕩けるようなクンニをしてくれた。
元彼は、私のアソコを広げて、
「由美のオマンコ、ビラビラめくると奥まで見えるよ。いっぱい広げてイヤラシ~。」
なんて言われて、恥ずかしくて濡らしてしまい、
「由美は、オマンコおっぴろげで濡らすなんて、スケベだな~。」
と言葉責めでさらに濡らされた。
いつもは元彼のアパートで抱かれてたけど、時々ラブホでソフトSMなんかも楽しんだ。
大股開きに縛られて、アソコを徹底的に責められて、何度もイカされて、潮まで噴かされたこともあった。
その後のセックスは、全身が性感帯状態になって、イキっ放しだった。
大好きな元彼にいっぱい感じさせられて、私は元彼に夢中になった。
私は夢中になりすぎて次第に束縛がキツくなって、元彼とお友達との飲み会にも嫉妬して、元彼を困らせて、そして最後は嫌われてしまった。
「由美…もう耐えられないよ。俺を解放してくれ…」
って言われた。
束縛しすぎたと気づいたけど時すでに遅し、フラれて、ショックで涙枯れるまで泣いた。
その後、数回元彼の姿を見かけたことがあったけど、私だと気づくと避けられたり、無視してすれ違ったりされてた。
そして、いつの間にかすっかり元彼を見かけることがなくなった。
でも、先週の土曜日、駅ビルで服を買った後、店を出たところで久しぶりに元彼と再会した。
バッタリ状態で、二人は固まったように立ち止まった。
沈黙が怖くて、私、とっさに今買ったばかりの服を紙バックから取り出して、
「今、これ買ったんだ。」
って言って、身体の前に服を広げて見せた。
元彼、暫く私と服を見て、
「凄く似合ってるね~。由美にピッタリなの選んだなぁ。」
って言ってくれた。
その一言だけで、涙が出そうになった。
ほんの数分、元彼と話した。
元彼、2年前に転勤してこの街を離れてた。
先週の土曜日は、前の日に元の職場に出張があって、久しぶりに懐かしい街を歩こうと1泊したあと、帰るところだったそうで、その別れ際、
「じゃあね。元気でね。」
「ああ、由美もな。そうだ、今度、俺、結婚するんだ。」
って言われて、胸がチクッとしたけど、笑顔で、
「そうなんだ、おめでとう…幸せになってね。さよなら…」
「ありがとう。由美も早くいい男見つけろよ。さよなら。」
って言って別れた。
暫く元彼の後ろ姿を見てた。
元彼、エスカレーターの手前で振り返って、笑顔で手を振ってくれた。
私も精いっぱいの笑顔で手を振った。
エスカレーターに乗った元彼の後ろ姿が、次第に見えなくなっていった…
私に、自分の結婚話をするってことは、もう元彼の中で私は、遠い思い出なんだろうな。
束縛しすぎてフラれた元彼だけど、笑顔で手を振ってくれた元彼のことがまだ好きだった。
でも、結婚するってわかったし、今回、ちゃんと「さよなら」が言えたから、元彼とは本当の意味でお別れができたと思えた。
だから、今度こそ元彼のことを忘れられそうな気がする…