俺(28)は中部地方にある某牛丼チェーン店で正社員として働いています。もともと深夜枠でバイトを2年程やっていて、正社員になったのは最近の話です。
お店の構成は店長のほかに正社員が3名(俺含む)いるだけで、あとはバイトで構成されています。そしてそのバイトの70%は外国人。こういう構成になってるのは牛丼を扱うファーストフード店だけでなく、コンビニでも同じような状態になってるんじゃないかと思う。
前置きはこれくらいでいいとして、今から10日くらい前の話。同じ店の正社員である「山田くん」(25)が、ある日突然、面白半分で、「外人のバイトの子、何人か誘って飲みでもしません?w あいつら飲んだらどんなノリになるのか気にならないっすか?ww」と、誘ってきたのだった。
ウチで勤めている外人の子といっても、中国人、ベトナム人、シンガポール人がいるのだけど、それらはすべて20歳~26歳の間の、いわゆる留学生っていうやつです。
公正公平な判断となるけど、正直いって彼女達は不思議なルックスをしている子が多いんです。それは、店での制服を着ている時と、私服姿で通勤してくる時が、まるで別人に見えるっていうのかな。
私服姿で通勤してくる時は、けっこう普通に可愛かったりするんだけど、店のユニフォームを着た瞬間、モッサイというか、なんというか。
私服姿で普通にしてたら、「あ、外人の子だ。なんだかんだ日本人とは違う魅力もあるな」とおもうのだけど、ユニフォーム着て仕事モードになった瞬間、「シャイマセー」「オオモリでイイカ?」「サンビャクエンジュウナリマス」というカタコトの日本語を発しているのを見た瞬間、なんか萎えるっていうかw
そんなモノ好きの山田君は、面白半分でそんな「日本に渡航し健気に働き学業に専念している」であろう、真面目なバイトの女の子たちを飲みに誘い、彼女ら酔わしたら面白そうじゃないっすか?ww と言ってきたのでした。
もともと、そういったノリは嫌いではない俺は「たしかにw面白そうだな。今度、誘ってみるかw」と俺、山田、そして店の中で、もっともルックスが人並程度である、ホア(ベトナム人)とチョウ(中国人)の4人が、夕方18時から空いているシフトの時を狙い、飲み会を企画してみたのでした。
飲み会の場所は、俺が一人暮らしをしている2DKの賃貸住宅で行われた。飲の目的は「今まで飲みの席を設けた事がなかったので、これを機会に色々仲間通し、親睦を深めていこう」という趣旨だった。
殆ど、正社員であり年上の俺と山田が必要最低限の経費(酒やおつまみ類)を持つこととし、俺の部屋には珍しく、ビール、日本酒、チューハイ、紹興酒、杏露酒、そういった数々の酒のラインナップが並べられたのである。(何を飲むのか分からないから適当にそろえておいた)
そして料理は肉や野菜を混ぜるだけでできる冷凍の回鍋肉、青椒肉絲等の料理。そして唐揚げ、ポテト、焼き鳥などはスーパーのお惣菜売り場で購入した。
なんだかんだといって、同じ職場の男女4人はテーブルに各種の料理を並べて、「カンパ~イ」と一斉に乾杯の音頭をとり、バイト仲間で楽しく飲み会、そして国際交流という「どこに出しても恥ずかしくない」懇親会が開始したのである。
だが、国際交流という、最初ベトナムや中国の話を聞いたり、彼女たちから「日本語ムズカシイデス。ワカラナイ言葉イッパイアル」とかいう話を聞いてあげたりしていたのは最初のうちだけ。
中盤になるにつれて、きっとこの異色の環境、状況が後押ししたのだろう、4人が4人、けっこうな量の酒を飲んでいた事もあり、会話から、身体を使ったスキンシップへと発展していった。
身体を使ったスキンシップといっても、せいぜい、ツッコミの時にバン!って叩かれるとか、料理を作っている時に「ナニツクッテルカ?」とか言いながら「かなりの急接近」して調理風景を覗いてきたり。
山田は山田で、ホアにひざ枕されながらテレビを見ていたり、いわゆるこのあたりから、この先の乱交モードへ発展する前兆のようなものが少しづつ見えてきたんだ。
そして、山田が究極の事を言い出したのだった。「トランプやって負けたら罰ゲームって言うのやってみない?ww」と。
無論、ホアとチョウは「マケタラバツゲームってナンダ?」と聞いてくる。すると山田は、「まず紙に罰ゲームを書く。これを箱に入れる。トランプ使ってゲームする。負けた人が箱の中から紙をとって、書いてる事を実行する」と、わかりやすい?説明をした。
するとホアもチョウも、「それ中国(ベトナムにも)にもアルヨ。」とルール自体は飲み込んでもらえたそうである。
そして勝負自体はカードを使ったブラックジャック。ディーラーを設定せず、ただカードの山から順番に気のすむまでカード引いていって21に最も近い人物が勝者で、もっとも数字が低いあるいはバーストした者が敗者というシンプルルールに設定した。
そして、このゲームの特色は、敗者が勝者に対して〇〇をする。という、王様ゲーム的な主体のあるものであり、今から、その罰ゲームの内容である〇〇をみんなで紙に書いていこう。というノリとなったのだった。
むろん、ホアとチョウは「Hなものもカクカ?w」と顔をニタつかせながら聞いてきた。すると山田は「いや、Hなのしか書かないw」と答えた。するとホアとチョウは「それ困るヨ!w」と笑いながらおどけた顔をしたが、山田は「大丈夫www 書いて引いて盛り上がるだけだからww 無理にとは言わないwww」等といって安心させているのだった。
しかし、ニタニタしながらHなものもカクカ?と聞き、我さきに面白いものを書こうとペンと紙に飛びついてアイデアを考えている様子、これは民族性なのかそれとも、ただのチョウとホアの性格なのか。。いや。ここではこれが最も的をいた表現だと思う「両者とも酔っぱらっていて気が大きくなっていた」といった方が正解かもしれない。
結局、10数枚くらいの罰ゲームの内容を書いていく4人だったが、まずはじめに俺の記憶の許す限り、引き出された罰ゲームを羅列していこうと思う。初級編とか中級編とか書いているのは、今俺がその罰ゲームの内容をまとめただけ。(最終的には特別編というのが登場する)
あくまで、当時は今から羅列する罰ゲームの内容がランダムに引き出されていくのだった。
<初級編> ()カッコ内は男か女かどちらが引くかによって内容が変わる
服の上からオッパイ(服の上からチンチン)たっち
ポッキー口うつし
お姫様だっこ(ハグ)
指なめ
耳たぶを軽くかむ
<中級編>
ズボン脱ぐ(この日、全員ズボンだった)
自分の性感帯を白状する
服の中に手を入れて乳首をタッチ(ズボンの中に手をいれてブツの先端をタッチ)
自分のあえぎ声(男女とも)はどんなのか真似をする
肩車を勝者にされる
こんなところだったと思う。他にもあったと思うが、印象的な内容ではなかったのか覚えてはいない。
そして4人は中央にカードの山を並べて、俺→山田→ホア→チョウという順番で、時計回りにカードを1枚ずつ引いてい行くのだった。カードを引ける上限はなし。21に近づければそれでいい。妥協点は20か19くらいで勝負に出たいところではあるが、自分が19を作っていても、他の連中の「やったww」とかいうガッツポーズを見ているとダメもとでもう一枚引きたくもなる。そんな心理戦も含まれたゲームだった。
むろん、こういったルールなので一試合の中で4人が全員が21を超える時は再試合でいいとして、2人が同時に負け2人が勝者となる。また一人が勝者となって他の3人が全員負ける。という事例が避けれない事に気が付いた。
となると勝者と敗者の設定をやりにくくなるという事がゲームをプレイしている途中に判明し、最終的には「一番ひどい負け方をした者だけが敗者であり、(たとえ21を超えた敗者であったとしても)それ以外3人は全員勝者とする。というルールへと変更されたのだった。一番ひどい負け方とは、4人の中で・・・・ 1:もっとも数字の低いもの 2:もっとも21より数字が高いもの の2種類だけ。
結局、勝負としての臨場感、スリルを楽しむというより、ただ敗者となった者に恥ずかしい事をさせて、その姿をみて楽しもう。という、そんな体たらくな遊びへと変化したのだが、それはそれで面白かったのである。
それはなぜかというと、例えば「指なめ」この罰ゲームは最も派手なバーストの仕方で負けた山田が引いた札だったのだが、山田はホアやチョウの指をなめるだけでなく、俺の指も舐めなけれなならないという状況に追い込まれるのである。
山田が俺の指を「じゃ、なめますよw」と苦笑いし口に含んだ瞬間など、ホアとチョウの2人はとにかく笑って盛り上がっていた。
結果は以下の通りだった。
服の上からオッパイ(服の上からチンチン)たっちされる
→敗者は山田 山田は3人にズボンの上からムスコをデコピンされる羽目になった。
ポッキー口うつし
→敗者はホア。ホアは3人にポッキーを口移し(といってもキスはしていない)したが、いまいち盛り上がりにかける罰ゲームだった
お姫様だっこ(ハグ)
敗者は山田 山田がこの札を引いた瞬間、「え、俺がするの?されるの?」と聞いてきたが、「される方なんじゃないかな。。」となったが、俺でも体重65キロはあるであろう山田を抱っこするのはしんどいので、結局流れる事になった。
指なめ
→先述したとおり
耳たぶを軽くかむ
敗者はチョウ。チョウは3人に耳たぶを甘噛みされるという展開になったが、「くすぐったいよww」と連呼するだけで、特にエロ要素はなかったがそれなりに盛り上がった。
ズボン脱ぐ(この日、全員ズボンだった)
→敗者はホア。だがホアはジーンズの下に黒のレギンスをはいており、(よく目を凝らしたらなんか透けてるように見えるが・・・)というレベルだけのものであり、これといって興奮要素はなかった。
自分の性感帯を白状する
→敗者はチョウ 「ワタシハ、やっぱり入れられるのがキモチイよヨ!」と大声でいった。それを聞いた3人は、チョウをいじるために「はいはいwわかったwわかったw」「じゃ次www」とわざと邪見にあつかったりした。
服の中に手を入れて乳首をタッチ(ズボンの中に手をいれてブツの先端をタッチ)
→敗者は俺 チョウ→ホア→山田の順でベルトを緩め、ボタンを外したパンツの中に手を入れてきたが、チョウとホアは、はっきりとその手で俺の亀頭を指で掴んできた。一方、山田は入れているふりをしたが、何も触れてこなかった。俺は「これ一番やばくないか?ww 今までこんなヤバイ札なかったはずだぞww」とこのあたりから盛り上がってきたのだった。
自分のあえぎ声(男女とも)はどんなのか真似をする
敗者はホア ホアは「Hときの声か? うー・・・ ハアン♪ こんな感じでいいか?」と言っていた。ま、普通って感だった。
肩車をされる
敗者はホア。俺→山田→チョウの順に肩車をされる予定だったが、チョウは辞退した。俺はレギンス姿のホアを肩車し、彼女のアソコの感覚を首の後ろで味わったが、だからといって??という感じだったのは否めない。しかしホアは「はずかしいよwww」と男たちに肩車され顔を赤くしていた。
結局、この盛り上がる部分もあり、白けた部分もあった罰ゲームの前半戦で、もっとも被害者となったのは俺の「 ズボンの中に手をいれてブツの先端をタッチ」であり、そしてこの「直接、性器に触れる」という超えてはいけないボーダーラインを超えてしまったのが前半戦の姿だった。
そして4人は全員(もっとイケるww)と思ったのだろう。そして「特別編」の罰ゲームを考えるためにまた4人は紙とペンに飛びついてアイデアを絞り出していったのである。