毎朝せっせと会社まで電車に揺られて出社しております。
乗り換えを終えて、車両に乗り込みドア横のスペースにそそくさと身を寄せたのですよ。
もっぱらその場所で読書に勤しむのですね。
するとですね・・・・反対側のドア脇に立った綺麗なお姉さんがこちらをチラチラご覧になるんですね。
その方はかなりのべっぴんさんでしてね・・・
私、本を開きながらも心ここにあらずですよ・・・・。
もちろん本の内容なんて頭に入ってきませんから・・・・
何度も何度も同じ行を読み返す始末です。
あのですね・・・多分CAの方だと思うのですよ。
髪をダンゴに纏めて・・・
キャリーバックを携えて・・・。
ビシィ!!っと気品溢れるオーラを出していらっしゃるんですよ。
思いこみではございませんよ・・・
私・・・空港に向かうこの電車をもう10年も使ってますから。
っで、そのべっぴんのCAが、おもむろに僕に近づいて来るんですね。
正直・・・・
「おおぉぉぉぉ・・・・・????」
と心の中で歓声をあげましてね、
思わず見惚れて・・・
「俺に一目惚れか?」
などと、何がどうなってもありえない期待を
かすかに抱きながら言葉を待ったのですね。
CS:「あの・・・・わざとだったら大変申し訳ないのですが・・・・」
私:「は・・・・はい・・・・」
CS:「ファスナーが開いてますよ・・・・」
普段ボタンのデニムばかりの私ですが、
久しぶりにファスナーのデニムを履いたので、
チャック全開だったのですね・・・・・w
私ね・・・・瞬間的に色々考えましたよ。
「わざとだったら」ってなんだ!?!?w
「はい。わざとです。」って言ったら、
「それは失礼しました。」と何事も無かったかのように
ファスナーが開いてるこの状況をあっさり受け入れる事ができるのか??w
ここは一発・・・・・・・
まてまて・・・相手はCAだ・・・。
あらゆる可能性を考慮して、「わざとだったら」という選択肢を残した
配慮ある質問だったらどうするんだ?
その時には私は、配慮に対してただの好奇心で状況を楽しもう
という下衆な人間に成り下がるのだぞ。
相手がやや困惑する状況を楽しみ、
もはやセクハラとさえ言える自己満足のためにその配慮を足蹴にするのだぞ。
こんなべっぴんさんと、こんなやりとりをする機会なんてもう一生ないかもしれないぞ??w
正直そういう事をしてみたいだろ?ww
嫌いじゃないだろ??www
第一面白いじゃないか!!wwww
嗚呼・・・・・僕はいったいどうすれば・・・・・・
私:「・・・・・すいません・・・ありがとうございます・・・」
私は所詮小心者の小物なのです・・・w
っで、この話を会社でして、
「やっぱり答えを間違えたのかもな・・・・w
時間を巻き戻したい!!!」
なんて盛り上がった訳なのですが・・・・
そんなやり取りを漏れ聞いたツンデレ美人同僚から一言。
「立派なセクハラですね・・・」
正直これが一言に萌えました・・・・orz