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淫らな体験告白

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カテゴリ: 投稿 エッチ体験
掲示板名: 淫らな体験告白
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1:ちょっと漫画みたいな出会いに沼
投稿者: ナンネ卒業かも?
サービス業なので、人より遅いゴールデンウィーク
特に予定もなかったから、隣県の温泉に。

夕飯を済ませ、旅館内のBARで独り呑んでいると私より先に来てカウンターで呑んでいた1人の女性がカラオケを歌う。

only Love・・・
ハウンド・ドッグの名曲だ。
女性をよく見ると30代前半だろうか?
長い真っ直ぐそうな髪を後ろで纏め、浴衣で立って歌う。

懐かしいな・・・
そう思っていると、つい口ずさむ。
それを見て女性は、私に微笑んで返してくれる。
女性が歌い終わると、マイクを置いて真っ直ぐ私の方に来て
「はいっ!次!オジサンの番!」と
肩を叩いて微笑む
「よし、マスター!オレはフォルテシモ歌うよ、お願い出来る?」
イントロが流れる。
カラオケなんて久しぶりだ。
歌詞もうろ覚えだ。
目の前の画面の歌詞を追いながら、歌う。
正直、歌なんて苦手だ。
ふと俺に番を回した女性を見る
喜んで、一緒に歌ってくれている。
彼女の年齢で、ハウンド・ドッグなんて珍しいのかもな。
そんな事を思いながら歌いきった。
上手い下手と聞かれれば、下手だ。
彼女とマスターは、盛大な拍手でもてなしてくれた。
存外、気持ちよかった。
「オジサン!すごい良かった!」
「そんな事ないよ、もう歌なんて何年も歌って無かったから」
そこから、席も隣同士になって、話に夢中になった。
どうやら以前、付き合った年上の男の趣味でハウンド・ドッグを聞くようになったと言っていた。
「オジサン、名前は?」
「オレは、小山田だよ。君は?」
「斎藤です。」
すると、マスターが
「ラストオーダーありますか?」
楽しい時間はあっという間なのだ。
「斎藤さん、ありがとう。お陰で楽しかったよ」
「えーー小山田さん、もう寝ちゃうんですかぁ?まだいちじですよぉーー」
「あはははは、オジサンになるとね、寝るも早いんだよ笑」
「お外に飲みに出ましょうよー小山田さぁーん」
「もう、オジサンはダメだよー笑 ギブアップだよ笑」
「ギブアップだって笑 おもしろーい ね?じゃあさ、オジサンの部屋に行っていい?」
「オジサンをからかっちゃだめだよー笑」
「からかってなんかなーいーー笑」
彼女がそういうと、サッとオレの部屋の鍵を取り上げ
「あーーー514ね!おぼえたぁーーー笑」
本当に来るとは思わなかったので
「じゃ、布団でまってるよ笑」
と茶化したつもりで、部屋に戻ってお茶を1杯飲んで布団に入った。
よく眠れそうだ・・・
コンコン
!?!?まさか!?
ガチャ・・・
「さ、斎藤さん!どしたの?」
「どした?じゃないよーー来るって言ったでしょ」
いやいやいやいやいやいやいやいや
ありえないでしょ笑
「ホントに、オジサンからかうの好きなの?」
「いいからいいから♪」
斎藤さんは、オレの合否も聞かずに部屋に入ってくる。
「えっちょっと、小山田さん!ホントに寝るつもりだったの?笑」
「あ、ああ、うん。」
「じゃあたしも、もう寝ようかなぁー」
「うん、そうだよ、もう寝よう」
「うん。」と
斎藤さんはオレの布団の中にスルリ
「えっと、何をしているのかな?斎藤さんは?」
「んえ?っ??寝るの」
「あ、あああ。そうだよねーねるよねー・・・違うでしょ笑」
「小山田さん、寝よ?♪」
「はいっ!?笑」
「もうっ!ほらっ!こっち!」
「あ、ああーーー」

「ね?斎藤さん?」
布団の中が物凄くいい匂いがした。
斎藤さんの髪の香りかな?
「ん?なんですか?」
「コレって・・・オジサン、目が覚めちゃうんだけどなぁー」
「あたしが酔ってる今がチャンスだよ!」
「あのね、何のチャンスだよ笑」
すると、斎藤さんは布団の中で浴衣の胸元を少し開いて、ちょっと悪い顔をして俺を見あげた。
「あのね、斎藤さん。そういうのは好きな人とすっ!」
「だまれよオッサン♪」
斎藤さんはキスでオレの言葉を遮った。

もう何年も前に、妻が若いおとこと逃げて以来、女性と関係を持つなんて思ってもいなかった。
お腹も少し出始めているし、顔も上・中・下で言う、下の部類だ。
後でお金ちょうだい とか、言われてもいいか。とか、思っていた。
終わって、ふと時計を見る。
もう04:00少し前だった。
「小山田さん?」
「ん?どうしたの?」
「奥さんに悪いことしちゃったかな?」
「ああ、妻も彼女もいないから心配いらないよ?フリーだよ」
「そっか、良かった」
「斎藤こそ、彼氏にバレたらヤバいんじゃないの?」
「いいの、捨てられたの」
「あ、なんかゴメン」
「うんん、私こそ、小山田さん使って忘れようとしてたの、ごめんなさい」
「ああ、そういう事か。オレもちょっと安心したよ」
「うん、傷心旅館ってやつなんだぁ、小山田さんは?なに旅行なの?」
「オレは、サービス業だから遅いゴールデンウィークにね」
「ね?小山田さん?」
「なに?」
「明日もここ、泊まる?」
「あ、うん、明日と明後日ねいるよ、ここ。」
「じゃあさ、明日・・・あ、もうきょうか、あたしとデートしない?」
「むしろ、いいの?こんな冴えないオジサンが相手で」
「ダメなら、今もこうして汗だくの身体をくっ付けてないよー笑」
「わかった!その前にさ、一緒にシャワー行こう!笑」
「うん!」

2人で夫婦みたいに手を繋いで温泉街を歩きながら食べたり笑ったり。
たくさん喋って食べて笑った。
夕飯は、バイキングで、一緒に座って食べた。
お酒のんで、オレの部屋でセックスをして、お喋りして。
3日目の朝。
「ね?小山田さん?起きてる?」
「う、うーん・・ど、どうしたの?」
「朝のお散歩したい」
「んーーー、よしっ!起きるか」
朝。
まだ少し暗い。
外の空気はピーンとしてて、旅館の前の小川が清々しい。
した草に朝露が真っ白に付いていて可愛いと斎藤さんは、スマホで写真を撮る。
なんの鳥かは分からないが、たくさん鳴いてる中、ゆっくり旅館の周りを散歩した。
斎藤さんは、綺麗だった。
多分、もう斎藤さんが好きだ。
ちょっと夢見てる。
でも、今日で終わりだ。
3日の内に何度か、下の名前も住んでいる所も聞いたが、話してはくれなかった。
だから、電話番号もLINEも聞かなかった。
「小山田さん?」
すっかり日も登りきって、朝露に濡れた葉っぱがキラキラしていた。
「ん?なんだい?」
「あたしね、今、ちょっと迷ってるの」
「何を?悩んでるんだい?」
「これは、今、私は、ちょっとタガが外れちゃってるだけなのか?小山田さんともっと一緒にいたいなーって。小山田さんは、どう?あたしといて楽しかったよとか、ある?」
「あるよ。同じような事をちょっと考えてたよ」
「ホントに?」
「ああ、だけど、下の名前も住んでる所も聞き出せなかったから、諦めかけてる」
「そうだよねー」
「さっ、部屋に戻って朝ごはんたべよ?」
「うん!」
こうして、朝ごはんを食べて、お互いの部屋に別れた。

どうしたものか・・・
そういえば、斎藤さんって、何号室だっけ?
それも、聞けて無かったな・・・

でも、なんだかんだ、楽しいゴールデンウィークだったな
そう思う事にして、荷物をまとめ、チェックアウトまで、お茶を入れて、窓の外の庭を眺めていた。
非、日常だったな

コンコン
ガチャ
「小山田さん!」
「あ、斎藤さん!」
「小山田さん!お休みっていつまでですかっ!?」
「あ、えっと、後3日取ってるけど、どしたの?」
「あたし、小山田さんのお家、一緒に行ってもいいですか?」
「へ!?家??い、いいけど・・・
どうしたの?突然」
「行ったら話します!いいですか?行っても?」
「あ、ああいいけど・・・」
こうして、行きは独り、ちょっと寂しく来た電車も楽しく、あっという間だった。
家に来て、斎藤さんは物珍しそうに
「あれは何?」
「コレは?」
「あ、この写真!」
と、逞しく探検していった。
「斎藤さん?お茶入れたから、どうぞ」
「ゆみえです。斎藤ゆみえ」
「ゆみえさんって言うんだ、さっ、どうぞ」
「いただきます」
「良かったです、私も新潟県です。六日町。」
「同じ県でも少し遠かった笑」
「小山田さん?今日、泊めて貰えませんか?」
「突然だね笑 いいよ?」
「ありがとう」
「ね?ゆきえさん?一緒にお買い物行く?3日も留守にするから、冷蔵庫がからなの忘れてたんだけど」
「行きます!私も出すので、美味しいの食べましょ」
それなら、って事で回転寿司に行ってテイクアウトしてきた。
途中、お酒も買って、こっそりコンビニでゴムも買って。
映画を観ながら、お寿司をつまんで、お酒を飲んで、ベッドに入り、2人で夜の布団の中でする運動会を2つした。
「小山田さん?」
「なに?」
「やっぱり、いいです」
「斎藤さん?あ、いや、ゆきえさん?」
「なんですか?」
「順番が間違ってるかも知れないけど、俺と付き合ってください」
「間違ってなんてないですよ、私でいいんですか?」
「うん、この3日は久しぶりに楽しかったから。それに、旅館最終日は凄く寂しい気持ちになったんだ。ゆきえさんともっと一緒にいたいなって。それが好きなのか、久しぶりすぎて戸惑ってはいるんだけど、ゆきえさんといると楽しいんだ。これも好きだと思えるんだ。上手く言えてないけど」
「ありがとう。私も同じ気持ち。セックスしてよくわかった。お家の中も全然、落ち着くし、安らぐから、私からも宜しくお願いします。」
朝になったら帰りますと、そのまま2日、家に泊まったゆきえさんは、3日後に惜しみつつ帰宅した。
帰宅して、直ぐにゆきえさんから
「来週の土日は、私も一人暮らしなので泊まりに来てください」とLINEを貰った。
もしかしたら、久しぶりのセックスに絆されただけだったのかも知れない。
だけど、今は、ゆきえさんに逢いたい。
笑顔も好きだと気づいた。
声も、寝顔も、食べてる時の美味しい顔も、なんだかわからないが、全部、可愛い。
こんな出会いもあるんだなぁ
ここで、炭酸募集も見なくなるんだろうなぁ
多分、ナンネ卒業。
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