彼女との長距離バスでの移動は後方の2席を予約した。
彼女は窓側の席、ぼくは通路側の席に着いた。
走り出して暫くするとバスは高速道路に突入した。エンジン音がしだいに大きくなるバスの中で他の客に気づかれぬよう彼女の太ももにそっと右手を伸ばしていく…
スリットスカートからはみ出る膝から、太ももにかけてゆっくり優しく撫で回しながら指先を伝わせていく。
彼女の息遣いが荒くなるのを感じる
互いの胸の鼓動がドクンドクンと強くなっていく。
右手をパンツ忍び込ませると…
クロッチの二重なった布をも濡らしていた。
バスの中という背徳感が何よりの薬だった。
濡れてしわくちゃになったクロッチを横にずらし溝に指を添わせ探っていく、大きく膨らんだ芽を指の腹で潰す。
彼女は声を押し殺そうと我慢するが思わず「ア゛ッ」と声を漏らす…
幸いなことに他の客は気づいていないようだった。
左ポケットのハンカチを渡しマスクの中で噛ませる。
絶頂を迎えるまで右手は撫で続けた。
彼女のなかで理性と本能が入り乱れるのがわかると自然と右手に力が入った…
痙攣しだす体を必死に堪える姿がたまらなく可愛い。
事を終えると、彼女は疲れたのか右肩で眠りに着いた。
バスの窓から眺める東京の夜の街明かりはまるで宝石みたいに綺麗に見えた。