40歳を過ぎて痴漢されました。
普段は電車に乗らないので 乗り慣れてなかったのですが、その日はたまたま電車通勤をしないといけない日でした。
電車に乗り込む時、ドア付近に居ようと思ってたのですが、押されるように中央辺りまで流されてしまいました。
周りを見渡すと男性ばかりで、息苦しさを感じました。
一駅進む毎に、降りる乗客は少なく乗ってくる人ばかりでした。
しばらくして、私の真後ろにピタリと密着するように一人の男性が立っているのに気づきました。
私の後頭部付近で、深呼吸をするような息遣いが聞こえてきました。
最初は、そればかりが気になっていたのですが、だんだんと密着度合いが増してきたのです。
混雑している電車内なので、これだけでは痴漢とは言えないですよね…
私も、何かアクションを起こすことが出来る訳でもなく、何かモヤモヤした状況が続
きました。
後ろの男性は、下半身を私のお尻に押し付けてきたのかな?…と思うと動きを止め、そしてまた押し付ける動きを繰り返し始めました。
これって痴漢?…って思っても、『触ってないよ!』って言われてしまえば、確かに触られてはいないんです。
私は、どうしたらいいのかわからなくなってしまった結果、じっと耐えるという選択をしました。
そうなると、周りの人たちには気付かれたくないという思考に変わっていきました。
真後ろの男性は一向に止める気配を見せずに、腰の動きを止めようとはしませんでした。
ゆっくりとした動きだったのが、私の腰をいきなり両手で掴むと、強く2、3回突き上げるように激しく動かし、その後ピタリと動かなくなりました。
『あぁぁ…』と、息を漏らしたように聞こえました。
その後…私はレイプされたような、惨めな気持ちになりました。
それと同時に恥ずかしさも沸いてきて、なんとも不思議な気分でした。