私は、ちょっと前、といっても独身だったころ、
とある地方の食品工場の事務方として働いていました。
女子は5人いて私は真ん中辺の歳で、このまま行ったら
先輩二人みたいなお局オバサマになってしまうのではと
恐怖を感じ始めていた頃でした。総務的な仕事と経理を
兼ねていました。だから、決算時期を迎えると残業も多
くなって疲れはて肩が凝ることが多く悩んでいました。
そんな時でした。実務研修ということで本社からK君が
工場に赴任してきました。総務の仕事ととして社宅代わ
りのアパート探しをするように指示があって、工場の
宿泊施設に仮住まいしている間に、決めるように言われ
ていたので、仕事時間中にK君を伴って不動産屋を巡り
車を待っていないという彼の条件に見合うものを一緒に
探しました。K君は私より一つ上の年でしたが、彼は大
卒なんで私は会社では先輩ということでちょっと偉そう
にしていました。初めの頃は。とにかく、駅近で、バ
ス便があってとなるとなかなか手ごろなものがありま
せん。すると彼が、工場の近くの物件ってないんですか
と言ってくれたので不動産屋さんに伝えると、アパート
じゃないけど、一戸建てで庭付の家が予算以下で出てる
と教えてくれました。だた、問題は築40年、昭和の
高度成長期の安普請で、一年更新。不動産屋に連れられ
て行ってみてびっくり!いくら安くてもこれじゃあ、K君
ことわるだろうなという感じでした。ところが、なんと、
いいじゃないですかここ。ということで決まって一安心。
庭も結構広く、車も止められそうでした。社宅が決まって
しまうと工場の方に勤務のK君との接点はほとんどなくなり、
今まで通りの経理の帳尻合わせに苦労する日々になりました。
秋口になって中間決算の仕事が忙しくなって残業が立て
込んできたある日、もう、交代勤務の工場人員しかいない
はずの時間、事務所の通用口が開く音がしました。守衛さ
んの巡回時間にしては早いなと思っていたら、そこに現れ
たのがK君でした。やあ、お久しぶり。こんな時間まで仕事?
と爽やかな声で話しかけてくれました。しばらく世間話している
と、絶えず私が肩に手をやって首をゴキゴキやってるのが
きになったのでしょう。肩とか凝ってるんですか?と聞いて
くれました。仕事柄しょうがないのと答え、冗談のつもりで
肩もんでくれる人もいないしねというと、僕でよかったら
少しもみほぐしましょうかって、あんまり爽やかにいわれた
もんで、ポカンとしてると、そうですよね、セクハラん
なっちゃいますよね。と笑っているので、なんか安心しちゃって
お願いするわと後ろに回ってもらいました。その前に流しで
きちんと手を洗ってくれる心遣い、地元のオッサンとはちょっと
ちがうなって。それで、肩をちょっとトントンとまるで
プロの鍼灸師さんみたいな感じで様子を見てくれました。
背中全体が板みたいになっててよく平気ですねと感心され
てしまうほど凝っていたみたい。それで、揉み始めてくれたん
だけど頼りないほど弱い力で押したり叩いたりなんで、
もっと力入れてもらっても大丈夫なんですけどと注文つけ
ちゃったりしました。そうしたらK君、そうしたいんですけど、
いきなり固いものに力を加えたら壊れちゃうでしょ。と
本当に丁寧にほぐしてくれたのでした。すると、いままで
自分で押しても感覚なかった感じなのが、じんわー~っと
何かが流れるように背中から腰に降りていく感じが気持ち
良くて、思わず「き、気持ちいいぃ~~」と声を出して
しまいました。2,30分ほどかけて背もたれから上の部分
ほぐされて、本当に楽になったのでした。K君は文房具の予備を
手配に来ていたんだということを思い出し、必要なものを
取り揃えて工場に戻らなくてはということになって、
渡しました。ドアのところまで見送り、また、お願いね!と
わかれ、もう、そうそうやってはもらえないだろうなあと
思ったのでした。その時でした。あそこが湿っぽくなっていた。
急いでトイレにいってみると、久しく濡れたことのない
あそこがヌルヌルしているではありませんか。女子高時代は
あんなにオナニーに明け暮れていたのにここしばらく肩こり
だ頭痛だ腹痛だで、オナニーたんのうできたことなんかな
かったなあと思い出しました。K君にもまれて濡らした?
ま、まさかねぇ。と思いながらも、家に帰り風呂に入って
リラックス。そして寝る前に久しぶりにオナニーで上り詰め
ました。月末の残業がちょっと楽しみになっていたのは事実
です。しかし、そんな偶然はずっとありませんでした。
でも、K君に肩を揉んで貰える機会が年末に巡ってきたので
した。