性格が合わないのか、一緒にいると喧嘩ばかり、でも、離れていると会いたくて仕方がない存在だった元カノ。
顔は可愛いのに可愛げが無い性格、俺も、女の子をチヤホヤするタイプじゃないから「優しくない」レッテル貼られた。
それなのに、会いたくなるのはセックスの相性が良いからなんだと思う。
ロリ顔が可愛いけど、脱ぐとムチムチのエロボヂィで、抱き心地最高だった。
でも、セックスだけで一緒にいるのは辛くなっていった。
ヤリたい一心で会うときは良いけど、ヤッた後、スッキリしたら目的終了みたいになった。
そのうち、会うたび今日が最後になるんじゃないかと言う予感に包まれていった。
元カノとの最後のセックス・・・
今日で別れようと言ってないのに、今日でもう別れるだろうなっていう雰囲気があった。
だから、嫌われてもいいやみたいな感じで、普段はしなかったような恥辱行為をしてみた。
ラブホのバスローブの紐でМ字開脚に縛り上げて、オマンコめくって観察したり、ラブホの自販機からバイブ買って凌辱してみた。
縛られて恥ずかしい格好の元カノを、バイブでオマンコの中とクリトリスを責めまくっていたら、絶叫と共に潮を噴いた。
きっと、元カノも今日で最後だからと思ってたんだろう、えげつないヨガリを見せてたよ。
その後、縛りを解いてセックスしたけど、二人とも大興奮で、素晴らしいパートナーになれるんじゃないかと勘違いするくらいエロくて気持ち良かった。
アンアンヒイヒイ言いながら激しくハメ合ったけど、終わったとたん、どうにもならないほど合わない性格を理解して苦笑いした。
「私たち、もう、無理よね・・・」
「ああ、大っ嫌いになる前に、別れよう。」
合わない二人と気付いているのに、不幸に向かう途中で気が付いて幸せに向けた新しい船出なのに、約1年半の二人の歴史が別れを切なくさせた。
作り笑いが哀しく歪み、
「いつかどこかでバッタリ出会ったら、そのときは笑顔で挨拶できたらいいよね・・・」
「そうだな・・・もう、LINEしないよ。連絡先、消すよ。さよなら・・・」
「私もそうする。なんか、ここ最近は無理に付き合わせちゃって、ごめんね。さよなら・・・」
お互い、最後の最後に優しさを見せた。
どんな別れでも、哀しくない別れなんてないんだなと思った。
じゃあねと手を振ってすれ違い、背中を向け合って歩き出した。
横断歩道で立ち止まったときにふと振り返り、遠ざかる元カノの後ろ姿を見送った。
元カノ・・・
さよなら(・ω・)