職場の同年代の独身女性に手を出してしまった既婚の俺…
やってしまった感が頭から離れないから整理する為に成り行きを書くことにした。
定時が近づいてきて、ぼちぼち終わりな緩い雰囲気になった職場で、定額給付金の話をしていた。
「もう振り込まれた?」
「書類投函から何週間で?」
とか給付金の受給状況とか、家電の話をした。
定時になり他の人らは先に帰り、俺は給付金で買う物をネットで検索し、もう1人やらかしてしまった独身女性(以後Mさん)は少し残った作業を片付けていた。
席が近いので、彼女にも給付金の通知が来たか聞いていた。
幸い、コロナの影響が無いので臨時収入として経済を回す為に消費する事にしていたのだけど、彼女はなかなか使い道を言わない。
普段から職場での仲は良いし、年齢も近いからある程度節度を持ちながらよく話していた。
彼女の過去に男がいたとかは全く聞かなかったから、彼氏が何年いないかとかわからない。
まぁ奥手な人なんだろうというくらいにしか思っていなくて、
俺「Mさん、給付金って何に使います?」
M「え~なんだろう…特に決めてないけどほぼ貯金とか?」
俺「えぇ!?独身なら自由に使えるじゃん!?俺ならまず贅沢に飯食うかな。そんな使い方できないけど(笑)」
M「家族いたらそうなるんですかね~?いいじゃないですか、可愛いお子さんに玩具とか家電とか使い道があって。」
俺「全部は使えない事になってるですよ…嫁は税金とか学資保険とかに充てたいって言ってたし…。」
M「支払う物多いですもんねぇ。」
俺「ほんまそれ!結局国に返してるだけよね(笑)」
M「私からしたら贅沢な悩みかと…」
なんか地雷踏んだような気がしたから切り替えて
俺「んじゃ給付金関係なく、Mさんの一番欲しい物って?」
M「え~、ん~…なんだろ~。結婚相手?(笑)」
俺「それ金で買えないやつ!」
M「それくらいしか思いつかないんだけど(笑)」
俺「お金で解決できる物で!」
M「そーだなぁ…安くて良いアパートとか?」
俺「それはタイミングによる!!」
M「じゃあ無い(笑)」
俺「ちなみに結婚相手の前に彼氏は??」
M「それがいたら苦労しない!」
俺「あ…失礼をば…」
M「もう30後半にもなると見つからない気がする…」
俺「いやいや!諦めは良くない!なんていうかMさんはもっとこう自分の欲を出した方がいい。」
M「欲かぁ…あるのはあるんだけど叶わないしなぁ…」
俺「え~?どんな事です?」
M「いや言えないから!てか言わない!」
俺「そんな事言われると聞きたくなるやつでしょ!」
M「これ言ったら私終わる!ムリムリ!」
俺「終わる!?どんなヤバいやつ!?(笑)気になる!他の人いないんですから教えて~。」
M「えぇ…う~マジで言わんで下さいよ!あ~どうしよ…」
俺「人を刺したいとかじゃない?」
M「それはない(笑)」
俺「実はボコボコにしたいヤツがいる?」
M「そこまでストレスは溜まってない(笑)」
俺「わからん!気になって帰れん!」
M「お終い!帰らないと!」
俺「生殺しですやん!?マジむり(笑)ここまでじらされると聞かなきゃハゲる!」
M「言うだけ損じゃない!?私だけ恥晒す事になる。」
俺「恥?どゆこと??全く読めないんですが…」
M「じゃあ言うから俺さん道連れですよ?」
俺「え?犠牲になる感じの事?」
M「痛くはないと思いますけど…覚悟はいるかも」
俺「さっぱりだけど、俺も覚悟決めた方がいい?」
M「そうですね。とりあえず人に言わない事と、必ずそれに参加するのが教える条件かな…」