嫉妬心は、香りの強いスパイスみたいだ。
鼻から抜けて、脳を刺激し、身体を動かしていく。
パートナーの息遣いが聞こえる距離で輪姦された日のことを、ついこの間のことのように思い出せる。身体が忘れない。あの日を思えば、興奮が色濃くなる。
パートナーすら、おかしくなっていた。吠えながら、自慰をしていた。その様子が一層私を興奮させた。輪姦され続ける私から目を背けず、今にも限界を迎えそうな部分をしごき続けて。私は、何度も何度も達した。トリップして、もはや夢だったのかもとすら思えてくる。
また、あんなセックスがしたい。
ズブズブに、溺れたい。