淫らな体験告白

どうも皆さんこんばんは。先日は「15年前はしてやられた。しかし今は逆にしてやった。」の筆者、中村まこと（田村でも可ｗ）です。

さて、ちょっと暇になったのでまた１５年前のあの頃の話をさせてもらおうかなんて思ってます。

前回の話はマルチ商法女にしてやった。という痛快劇でしたが、今回はちょっと違うかな・・。プレイボーイの悲劇とでも題しましょうか。けっこうダークな話です。

ま、とりあえず適当に筆を進めていこうと思います。そこまでボリュームのある話ではないので。前回より長くなることはありません。

暇な人あつまれー。

＜はじまり＞

某県にある３流大学に入学した僕は入学式の時にいきなりある男から声をかけられたのでした。「おー。田村じゃねーか。お前もこのガッコだったの？」と。

この男は僕の地元にいたいわゆるヤンキーっていう奴で、親が社長だかなにかで金を持っている事もあり、なんとか定員割れ入学できたといういわゆるボンボンっていう奴でした。

ですがボンボンといってもヤンキー風に言えばそこそこ「気合」の入った奴で、真面目な僕でさえもコイツの中学、高校時代での武勇伝を知ってるくらい、相応に悪いやつだったと思います。（高校は別。中学だけ同じだった）

こいつの名前を本多とでもしておきましょうか。（全国の実在する本多さんごめんなさい）

この本多と僕はただ単に地元が同じというだけで、まったく生き方も育ち方も違う環境であり、本多は不良少年。僕はなんの変哲もない真面目野郎でした。

ところが、大学時代にこの地元の同級生でもある本多と巡り合った事によって、僕のこれからの大学生活が一変したのですよ。

僕は何もしていないのにも関わらず、ただ本多と仲がいい。一緒にいる。というだけで同じような不良仲間のような感じで周囲から見られ、本多が大学の中で作っていく「本多グループ」のような組織の中で自然と上位に立っている僕がいたのです。

そんな僕と同じように「北村シン」という奴がいました。この男こそが今回の話のプレイボーイとなるのですが、こいつは僕よりももっとひどい、、というか・・ｗｗ　たまたまコイツも入学式の時に僕の隣にいただけなのに気が付けば本多グループに参加しており、、始めてみた時はただのスポーツ刈りの芋少年だったのが、そのうちベッカムヘアー（当時流行った）をやりだしたり、奇抜な服装を着始めたりと、、、本多効果に便乗して、急にイケイケ野郎になった奴がいるんですよ（笑）

まー、、、そんなモンが３流大学生活というものかもしれません。

それから本多、僕、そして北村（あだ名が最初、ペーソンだった。ペーは北の意味。ソンは村。それからぺー氏と呼ばれるようになり、今後もぺー氏で統一していこうと思う）それに追従する面々で、三流大学の中での不良グループみたいなのを構築させて行ったのです。

大学の授業をさぼるなんていうのは当たり前。校内で飲酒、ナンパ、中型自動二輪の免許を取得し、単車通学（暴走族という訳ではない）女の子とのコンパ企画、勝手にサークル活動。でも、調子にのってる先輩などがいたら軽くシメあげたり（こういうのは本多担当だった。）

こんな事をやっている間に気が付けば僕にも彼女ができたりして、とにかく楽しかったのですが・・・。

人間、あんま調子にのっちゃいけない。という天罰が下るのも時間の問題だった訳ですね。

そもそも、大学２回か３回くらいになってくると、最初に僕たちに本多景気をつくった当の本人の本多自体が大学を中退し、それから僕はぺー氏と二人で大学生活を謳歌していたんです。

しかも、ぺー氏に関しては本多の在籍中は、本多に遠慮してそこまで調子に乗っていなかったのに、本多がいなくなった瞬間、いきなり本格的に調子に乗り出すというかなんというか。

さらにぺー氏は、大学の中でも頭の弱いやつに自分が持っていた壊れかけのパソコンを高額で売りつけたり、後輩に古着を押し売りしたりと、人から恨まれるような行為もけっこうしていたんですよ。

特にぺー氏が汚かったのは女関係。こいつの一体、なにがモテるのかは理解できないのですが、（おそらく本多が作った組織の後継者的立場だったからか？）とっかえひっかえで付き合ってる女を変えていたんです。

しかも、みんな真面目な子ばかり。

ぺー氏いわく、「俺はなぁー多少、外見が可愛くてもどこかの男がすでに食った中古品よりも、ルックスはちょっと下でもいいから、新品が好きなんだよ」と言っていたのを覚えています。

要するにぺー氏は、本多が作った組織の中でも、草創期から本多とつるんでいる奴。という大学の中での不良組織の幹部というようなイメージを最大限に利用し、髪型、服装、単車、そういったモテ要素を活用して、男慣れしていない真面目な子を「守ってやる」等と口説き、そして・・・処女の子相手にヤリ逃げばかりしていた男なんですわ。

そして、、あと少しだけ環境の話をさせてもらうと、僕らが行ってた大学があるのは某県の田舎でした。そんな田舎に毎日、毎日、調子にのって旧車風の改造をしたバイクに乗ってブイブイ言わしているぺー氏や僕たちの姿というのは「地元にいる本物の不良」今でいう半グレ集団から目を付けられていたそうなんです。当時はなーんにも気が付いていませんでしたけどね。

そんな僕とぺー氏も、「その出来事」が起きる時までは絶好調でした。

僕は僕で、大学の中でも上位１０傑には入る「カワイイ」と呼ばれていた子と付き合っていたし、ぺー氏も何人目の彼女かはしりませんが、ペー氏本人が「確かに今までは遊びのような部分もあった。だけど俺はコイツと出会って目が覚めたんだ。大学を卒業したらちゃんと働いてコイツと結婚するつもり。もう女遊びはしないと誓ってる」とまで言わしめた「戸田恵理子」

僕からみても戸田という子に対してぺー氏は真剣だったと思います。事実、その出来事が起こるまでの３～４か月間、今までみたく他の女との交友をやめ、戸田一筋で付き合っていましたから。

ですが、長年積み立ててきた罪の清算からは逃れられませんでした。

そして・・・その日はやってきたのです。