地方出身地の私にとって子供の頃から都会は怖いところというイメージがありました。
ただ、年齢とともに憧れも強くなって中学生頃には憧れの方が怖さを上回っていました。
度々見てしまう夢もオナニーするときの妄想も都会の満員電車で痴漢にあうことが多くなっていました。
この妄想が現実になったのは夫の転勤でのことでした。
子供達もなんとか馴染みだしたころ、友達の紹介で採用してもらった会社へ通勤することになって、その初日に夢や妄想で見ていたことが現実に起きてしまいました。
私自身は、若かったころならいざ知らずこんなおばちゃんになってるのに?という想いと、初出勤の緊張から気持ちにも余裕がなくてただ固まって時間がすぎるのを待っていました。
あの日からもう6年が経って、この春夫の転勤でまた地方へ引越しました。
まだほんの少ししか経ってないのに、何もない日常でいると、今までの6年間がとても懐かしく感じています。
色々あった6年間でした。