昔の話です。16の秋…
バイトから帰り食事やら風呂やらを済ませ、明日は休みだからたっぷりオナニーするかと思った。
夕涼みがてら買ったばかりのスクーターに乗って、普段あまり利用しないちょっと遠くのコンビニまでエロ本を買いに走った。
近くに大きな公園があり、とりあえず野外で一発も乙だ。
そういうアレンジをつけてはひたすら性を放たずにはいられない良い年頃だった…
わりと昔は大きな通りじゃなくてもコンビニはあった。
町の米屋や酒屋が転身したりするからだ。
薄暗い道端にポツリと一軒だけ灯る明かりがまたいい。
この店はマイナーな◯マートで、客とかち合うことも滅多になく、エロ本などを買うには適したコンビニだった。
もちろん、今と違い中身は見られる。
だいたい買う傾向の雑誌は決まっていて、それらは定期購入している。
こうしたイレギュラーな購入の場合はとりあえず琴線に触れるグラビアが重要だった。
週刊誌やエロマンガでもオーケーだ。
即使う用というやつである。
周囲の客の心配もなくじっくり吟味し、この時はアクトレスを買ったと思う。
アクションカメラのライバル雑誌みたいな位置づけだった気がする。
ちなみに自分はアクションカメラ派で、スコラかGOROならスコラ派だった。
一緒に缶コーヒーかなんかを買った記憶がある。
意外だったのはレジが初めて見るお姉さんだった。28.9才とかあたり。
ほとんどすっぴんだが、ちょっと野性的なセクシーさがある。
恥ずかしいとかはなかった。むしろ興奮したかもしれない。見ず知らずの人だし。
その時に信じられないことに逆ナンされてしまったのだ。
しかも、ちょっと言いにくそうにしながらも「帰ってからするんでしょ…好みのヌードあった?」
と、直球ど真ん中だから声も出ない!
確かにあの立ち位置で雑誌を吟味してたら、いくら鈍い人でもわかるだろう。
「ねえ、時間ない?」
そう尋ねられて通報されるんじゃないかと思った。「このあと暇でさあ…まっすぐ帰える気しなくって」
そしたら、近所の公園を指定されて待たされました。
もう少しでバイト終わるからと。
「嫌だったら帰っちゃっていいよ。」
お姉さんは缶コーヒーをサービスしてくれた。
(がめたのかあとで払ってくれたのかは不明)
あぶなそうな感じはしなかったので、ちょっとは淡い期待をして結局待つことにしたのだ。