2度目のミーナさんと会った時はほんとにエッチな事はしなかった。一緒にチュロス買って歩きながら食べた。丁度皆既月食で、それを見ながら他愛ない話をしました。「話してて落ち着きます」ミーナさんは笑顔で言ってくれた。僕も同じ思いでした。元々はエッチ目的で会ったし、この前の反応が可愛くて、、、またエッチなことをしたいと思っていた。けど、実際会ったらそんな性欲は消えて、ただこの時を楽しく過ごしていた。華奢で可愛い顔のミーナさんは、チュロスを食べるのが恐ろしく遅くて、時々天然な発言があったり、公園では意外と運動神経がいいという一面を見せてくれたり、、少しづつミーナさんの事を深く知り、この時あたりから僕はミーナさんに惹かれていたのかもしれない。皆既月食も終わり、ミーナさんはチュロスをようやく食べ終えて、本題になった。ミーナさんは最初ためらってたから、僕は無理して言わなくていいよって言った。ミーナさんはその言葉を聞いた時、少し妖艶な微笑みをして答えた。「ううん。言う。言いたい。オレさんになら全部言いたい。」そこからミーナさんの生い立ちを聞いた。・中学の時にレイプ未遂にあい、軽度の男性恐怖症と性的な事がトラウマになった事。・親の再婚相手に関係を迫られて家出した事。・ストーカー被害にあってから夜道を外を歩くのが怖い事。・色々あって地下アイドルをしてた事。・猛烈なアプローチをされて結婚したけど、エッチどころかキスも出来ないミーナさんに対して旦那は外で女を作り、家ではモラハラの限りを尽くし来る事。、、、etcミーナさんは笑顔を崩さずに全部話してくれた。僕はこの笑顔は素敵だけど、ミーナさん自身が自分を守るための笑顔であり、僕や他の人に作る壁なんだとその時に感じた。「、、、なんでエッチな掲示板で声掛けてくれたの?」僕は疑問に思って聞いた。ここでは割愛したけど中学の時のレイプ未遂の話は本当に生々しかったから、、、男性恐怖症で性的な事への拒絶感も想像を絶すると思った。ミーナさんは笑顔を崩さずに答えてくれた。「変わりたかったの。実はね、、、旦那さんのモラハラもあって死のうと考えてたんだー。」「でもね、死ぬのは良くないし、どーしたらいいんだろうって考えてて。。。」ミーナさんは話しながら、笑顔は崩さずに涙を流してた。「どうせ死ぬなら死ぬ前に、、、生まれ変わろうって。えっとね、、、コンプレックスの性的な事や、男性恐怖症も全部前向きに受け止められるようにしたくて。で、自信がつけば今の旦那に何を言われても負けないと思えると思ったの。」「今の私はね、、、。ひとりじゃ生きてけない、価値の無いタダのゴミみたい。そう思っちゃうんだ。だから、、、1人で生きていけるようになりたいの。」極端だと思った。まだ2回目の出会ったばかりの人の話を全て鵜呑みにする事は無いと思うけど、ミーナさんの話は不思議と全部本当に思えたし、1人で生きていけるようになりたいと強く思ってる。これも信じれた。「でも、いきなりエッチな掲示板て、、、ちょっとハードル高くなかった??」俺は素直に思ってる事を聞いた。「うん。笑」「だからすっごい緊張してて、公園に着いた時、来なきゃ
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