淫らな体験告白

2年前の話です
たぶん、また長いです…適当に読んでくださいませ

とある出会い系サイト
そこは、貸し出しや夫婦交換などに利用していた

夫婦交換で仲良くなったご夫婦さんがご主人の転勤で、私たち夫婦との関係も解消することになった。

旦那が、突然私に、火遊びでもしてくれば？
寂しいでしょ？
と言う

火遊びって、旦那に言われてするものではなく、内緒でするものではないのか…
と、不思議でしたが、それならはい、行ってきますよ、そのうち…
と返事をした
この時、リアル痴漢体験が頭を過ぎったが、痴漢さんでは同じことになってしまって旦那もつまらないだろうと思った

私は、こう見えても、貞操観念があり、貸し出す→わかりました、行ってきます→報告
という流れにはなかなかならない
どうしても、好きでも無い人と性的関係を持つのを躊躇してしまう


でも今回は、火遊び…
なるほど、ということはサプライズ的な衝動性があった方が良いのですね

そのサイトに書き込んだ
「私のことを何も聞かず、犯してください」

すぐに、応募が来る
やはり…そういう願望を抱いてる人はたくさんいるだろうと思った
だが、私はリアルレイプを3度経験している
あの恐怖や緊迫感、追い込まれる様は、演出で味わうのは不可能だろうと思っていた

応募は、何件も来て、若い方や独身の方は、なんとなくイメージ的に病気持ってそう(ほんとに失礼ですがごめんなさい)だし…
と、次々と断り、ある人に目が止まる

「自分は、夫婦レスで7年経ちます。若い頃も全くモテず、ようやくできた彼女と結婚したものの、こんな有様です。貴女のことは、何も聞きません。どうか一度限りのロマンスを味わいたいです。」

なるほど…え！？ロマンス！？
名前の横の年齢を見たら、47歳…
ちょっと待って、、(笑)この歳でそれは無いだろ、、
と、若干吹き出してしまいましたが、何となくこの人なら、身体に傷を付けたり後追いしたりしないだろうと直感で決めました

「〇谷駅北口改札前ドラッグストア××日△時待ち合わせ。服装は、グレーのコートに紺のワンピースで行きます。なるべくお互いのことは話さず、強引に犯してください」
それだけをそのサイトのその人宛に書き込み、それ以来連絡先も交換せず、その待ち合わせを迎えた



彼は、改札を出てくる私に気付き、久美子さんですか？
お会いできて光栄です！
などと挨拶している
いやいや、挨拶なんてしたらシラケるでしょ
と、思いながら、何も答えず、ドラッグストアに入り、お茶を2本購入
「どこにします？」
と、この付近のラブホテルに目を向ける

彼は何かを察したのか、私の腕を掴み、足速に歩く
そのまま私は付いていく

適当なホテルに入り、靴を脱ごうとした
すると彼は、靴を脱ぐ私の腰を掴み、自分のズボンのファスナーを下ろし、後ろから強引に挿入しようとしていた

私は、やはりここは抵抗するべきなのだろうと、やめてください、せめてシャワーを…
なんて、思ってもないことを叫び気味に言った

彼はそれに応えようと、それでも無理やり腰を掴みおしりに手を添える
すると、一瞬、彼の動きが止まった

ん？どうしたのだろう
いや、まだ私はイヤイヤ演技をしていた方がいいかな？
と考えていたら
おしりに生あたたかいものが伝わる…

「ごめん！！」
と、彼は申し訳なさそうに顔の前で手を合わせ、平謝りしている

あ、、そういうこと…
彼は、興奮しすぎて、射精してしまったのね

私は、こういうハプニング？みたいな時は、男性はとてもデリケートだから、何も言わない方がいいということはわかっていた
「ううん、ここまで来たのだから、大きなお風呂でも一緒に入りましょうよ」
と、浴室へ行き、湯船にお湯を張る
そんなことをしているのに、私で興奮してくれた悦びで濡れてくる…

浴室の入口から申し訳なさそうに顔を出し
「そうだね、一緒にお風呂に入ろう」
と、頭をポリポリ掻いていた



気持ちは、わかる
私だって、この人には言ってないけど、露出中に興奮しすぎてうっかり脳イキしてしまうこともある
わかりますよ、大丈夫です

湯船に浸かりながら、少しだったかも知れないけど興奮できたので楽しかったです
ありがとうございます
と伝えたら、この後ベッドで再挑戦してもいいですか？
と聞かれたので、こくりと頷いた

ベッドへ行き、ごく普通の性行為をして、またシャワーを浴び、湯船に浸かり、ぼーっと浴室のテレビを観た
(何してるのかな、私は…)
そんな虚空の時間が過ぎた

帰り、〇谷駅改札で別れ際に、
「楽しかったです。ありがとうございました。さようなら」
と言ったら、満面の笑みで
「こちらこそありがとうございました！」
と言って、また足速に改札をくぐり、消えて行った

ああ、良かった
私が望んだ、擬似レイプではなかったけど
ひとりの男性の欲望を満たしてあげることは、多少できた
うん、良かった…
何とも言えない体験だったけど、帰りの電車内で旦那に報告
「今日は、おもしろかった。ロマンス気分を味わえました」とLINE
すぐに「ロマンス気分！？え？どういうこと？」
と返信がきたが、既読スルー
詳細は、言わない方がいいと思った



私は過去、何度か一度限りというのを経験したけど、そのうちのひとつ思い出に残ってる話でした
最後まで読んでくださった方がいらしたら、つまらない話でしたが、読んでくださりありがとうございました