淫らな体験告白

これは、私が実際に体験した話です。
私は仕事で会社に電車通勤をしている
ごく普通のサラリーマンです。

時間の都合上、通勤通学ラッシュを避けては通れません。
ラッシュ時は身動きが取れない程に混雑し、
女性は痴漢をされない様に…
男性は痴漢と間違えられない様に…
何せ一歩も動けない、体を横に向ける事も
難しい状態が毎日続きます。

同じ時間に同じ車輌に乗るため
いつもと変わらない人達を目にします。
眠たそうにしている女子高生…
スーツ姿のサラリーマン…
キャリアウーマン風の女性…
たまに見慣れない人達…
毎日遭遇していると
その人の顔を見るだけで体調の良し悪しも
わかる気がする程にもなります。

とある日
人身事故のため電車が遅延しておりました。
わかる方には想像が着くと思いますが
朝のラッシュ時に遅延すると
想像を絶する混雑に見舞われます。

そんな中、私は押し寄せる人並みに押されて
吊革や取手の届かない中程まで来てしまいました。
前方にはサラリーマンの背中…
右手には20代半ばであろう女性…
左手には真面目そうな女子高生…
後ろは、流石に見る事も出来ず…

両隣りに女性がいると
凄く気を使うのは世の男性なら
経験があるだろう。
その時は、体の向きも変えれないので
女性の胸に私の右ヒジが触れてしまい

(マズイ…わざとではありません！！)

そう思いながら少し腕を中に
引き寄せました。

ちなみに私は
肩掛けではないカバンを自分のして
持っている状態です。

少しすると電車が大きく揺れ
今度は左手の女子高生の胸に
私の左ヒジが当たってしまいました。

(わざとじゃないッごめんなさい！！)

そぅ思いながら
左腕も中に引き寄せました。

もうこれ以上に避けれません状態です。

暫くの間は触れる事なく過ごせ
私もイヤフォンで音楽を堪能しながら
人混みの隙間から外を眺めてボーっとしてました。

ん～…
左手の女子高生の胸が当たる…
少し左をチラ見すると
その子の体の向きがさっきと違う事に気付いた。
完全に私の方角を向いている。

しかも、胸がずっと当たっている…
いや！違うッッ

どう考えても
私の腕に押し付けている！！

正直、私は

(勘弁してくれよぉ…)

そう思いました。
痴漢と間違われたら最悪ですから…

しかし、もう避ける為の動かせる余裕もありません。
頭の中を無にしようとしましたが
どうしても意識が
腕に当たる胸に行ってしまう…

少し女の子の方を見ると
その子は俯きながら私の腕に
完全に胸を押し付けている。

(わざと！？)
そう感じざるを得ません。

そこでもう一つ気付いてしまいました。
目の前に持っていたカバンの角が
女の子の股間に当たっていたのです。
それもピンポイントでアソコの部分に…

(やばい！！)
そお思いましたが
カバンを動かす余裕もありません！

電車の揺れと共に
カバンは股間をさする様に動き
胸は私の腕へと押し寄せて来ます。

その時、
電車が大きく揺れたと同時に
腕の裾を掴まれたのです。
驚いて見ると
私の腕の裾を女の子が掴んでいる！

痴漢と思われて掴まれたと思いましたが
なんだか違う…
袖を離さないで、じっとしている…
電車の揺れで仕方なく掴んでしまったのか…
それなら仕方ない。
そう思い、また揺れる事もあるし
掴み所もないのでそのままにしておいた。

暫くすると、
袖を引っ張ってる感覚がある。
驚いて見ると
私の腕を引っ張って
股間にカバンをグイグイ当てている…

驚いた瞬間には駅に着き
その子は降りて行きました。
私はそこからまだ先の駅なのでそのまま乗っていた。

会社で同僚の女性にその話をしてみた。
すると

「仕方なく胸が当たる事はあるよ」
「でもその子は自分から当ててるよね」
「痴漢されたいって子も居るから気をつけないとね♪」

その日は
順調に仕事も終えて
帰路に着きました。