もう前の会社を辞めて5年ほど経過して、地方からも離れたので記入しようと
思います。
同期のYが中途で入り、年齢は20終わり頃の女性でした。ネット通販の会社で現場と
事務所を行き交いする仕事で夜も大体12時を回るほどハードでした。
半年ほどで自分の部署にYが配属されたのですが、セクハラ部長の餌食になりました。
Yは眼鏡が似合う子で、以外とスラッとした良い体型の子で、噂では付き合う異性に
高望みをする、あまり喋るのが得意ではないとのことでした。結婚せず売れ残っている理由が
ちょっと垣間見れました。当時、30歳になった自分も人の事は言えないんですけどね。
事件はちょうど、11月終わり頃にやってきました。 セクハラ部長は人は良いんですが
昭和の頃の感覚が続いてきてる人で、当時50歳前後でした。周囲に敵は作らない人で私にも
迷惑掛けずに手助けしてくれる人でした。無意識に、エコ贔屓していたのかもしれません。
深夜になろうとして、製品整理をしているとガタン!と50mくらい離れた商品倉庫でそこそこの音がして
現場に行ってみると部長がY子とおりました。 足に物が落ちたのか
コンテナの商材が散らかってました。Y子は倉庫には不向きな事務服とスカート姿。無理な作業でも
していたのかもしれません。基本事務の仕事なんですが、この日は人も少ない倉庫にいました。
部長は介抱しなければいけないのに「診てあげてくれ」と言い残して、サッさと事務所に戻っていきました。
Y子も「大丈夫。心配掛けてゴメン」と言って片付けを数分やって戸棚に戻し戻っていきました。
自分も、仕事の目処が付きY子の音が無ければそのまま帰るつもりでした。従業員数人になった事務所を
出ると、それと同時に部長が慌てて車を走らせて、会社の駐車場をすれ違いに後にしていました。
直感で何かおかしい。と思うようになりました。 部長は早めに帰宅するしY子と倉庫で一緒にする作業も無い。
慌てて帰ることも変だし、疑問を持つようになりました。
直接本人には聞けないし、勘違いだったら自分の方が変態扱いされてしまう。と思い詮索は止めました。
それから数週間後の年末の忘年会、Yが出るので上手く聞こうと思い一次会で早急に切り上げました。
Y子も早めに切り上げる人なので、それにあわせて店を出て接触しました。
会社の事で、相談、コーヒー一杯(お酒だと警戒するので)短い時間で飲まない?と言うと
彼女も付いてきました。 早速Yに仕事の事を話しました。部長の件は話の本丸ですが
雑談をしながら本題に近付いて行きました。
「いや、先月も倉庫で怪我しそうだったけど 置き場所を変えなくちゃいけないなぁ。消防法とかあるしね」
とYに言うとYが
「そう言えばこの間、(俺)君に助けてもらったっけね。ごめん。」
「いやいや部長も怪我したら、俺や他部署まで迷惑掛けてたよ。」
なんてYが
「いや○部長に 変な事させられそうだったんだ・・。」と消え入る声で言ってきました。
私は心の中で やっぱりー!と声を挙げていました。
心配そうな顔しながら
「○部長、以前からも黒い話を聞いてたなぁ。。上や総務とパイプがあるらしく、苦情を言ったら
負けるね。大きい会社ならセクハラ問題解消や大きな労働組合あって機能するんだろうけどね」
と彼女に気遣いながら言いました。まぁ半分以上は本当に事実で中小企業では犠牲が無い限り解決
する事は考えられません。するとYが
「いや、そうじゃなくて私にも原因があるの。私も彼嫌いじゃないし好感あるように勘違いしてるのかも」
え、、マジですか。。歳の差もあると言うのに。俺は論外ですか。まぁ今までこんな納得いかない恋愛事情
よくあったしね(俺だけか) やっぱり部長はエロイけど面倒見の良さと案外見た目もスポーツマンで慕われてた。
この日は、彼女に今後部長に迷惑を掛けないようにするように話をした。逆に俺が原因で問題になったら
俺も相談したけど力になってくれなかった。を周囲に言い触らすと軽く脅される話になった。
彼女なりの脅しと身を守る言葉なんだろうけど、話を聞きだした自分にも問題があると思って一連の行動を
後悔した。 その日は、とりあえずそれで別れた。
後日、仕事も上の空で考え事をしていた。
うーん、部長と組んでも駄目 Yも先手を打ってきた。年末に近付いていて仕事量も激増 現場は若手任せで応援や
臨時バイト君も来ない・・。入って3年目。給料も薄いし固執していることも何だかなーと思うようになった。
そうなると、妙に仕事に力も入らない。で、相変わらず部長とYはたまに親しげに話したり、倉庫に居たりする。
あんた事務なのに現場かよ。と思っていました。カラクリを知ると、余計に腹が立ちました。
そういう身辺上から自暴自棄になり 退職の方向で足を向け始めました。 人間、失う物も無くヤケになると怖いですね。
注文が一旦掃けた、丁度今ぐらいの時期(クリスマス終わり)部長と昼を食べることにしました。
社員食堂にいつも居ないのですが、業者との年末作業を終えれば暇になるのを知ってました。
部長に直接、Yの話をすることにしました。嘘でも何でも、辞めるまで楽しめれば良いや。的なノリでした。
「○部長、Yが部長強引で困っちゃう。と言ってましたよ」と遠まわしにジャブを入れました。以前の自分なら考えられません。
部長は
「(俺)君、Yは好み?」と聞かれました。これは予想していない回答でした。ビクビクする所か質問返しです。選択肢は何が
正解かも解りません。とりあえず
「そうですね、スタイル良いし、性格おとなしのにキツイ感じもありますけど、まぁ良い子ですね」
とそれなりに答え、○部長は
「今度さ、彼女と年末一緒に飲むんだよ」と得意気に言ってきました。何?この進展感?彼女は良いと思ってないんじゃない?
と疑問に思っていると
「(俺)君とYと一度一緒に話してみたら?」と言って来ました。俺の考えと、部長の事実と、話の流れが入り組んで
複雑になってきました。
この後、さらに驚きなのがYは部長とセクハラを受け入れてセフレになってしまいます・・。
続きを後日書いてみようかなと思います。