もう2年前の出来事なのですが、元旦には墓参りに行きます。
その年の元旦もいつものように自宅から1時間かけて寺に出向き、いつものようにお寺の駐車場に車を停めて、車から出ようとした時にちょうど隣に車が入ってくる所だったので、寒いのもあったのですが隣の人の車が停止してから納骨堂に向かおうと思いました。
隣に停まった車は30歳前後の髪の長い女性で、あわてて納骨堂の方へと小走りに向かって行かれました。
自分が納骨堂に入った時は、お坊様が髪の長い女性と丁度仏様にお経を読みあげているところでした。
率直に思ったのは「若いのにご両親なくされたのかな・・・」と、少し切ない気分になりました。
自分もお経を読んでいただき納骨堂を出るとフレームがピンク色のメガネが落ちてました。見つけた瞬間すぐにさっきの女性ではないのかな?!と思い、辺りを見渡すと自分の車の横で先ほどの女性がやはりまだいらっしゃったので、
「お姉さんひょっとしてメガネ落とされませんでした?」と聞くと「ありがとー!」と言って受け取っていただきました。
その場ついでに、「まだお若いのに・・・」と言う話からはじまり、10分くらい立ち話をしたところで自分でもいい年こいてとも思いましたが、
「寒いので珈琲でもどうですか?ごちそうしますから!」と言うと「行きましょう!」と言われけっこう自分でもビックリでしたが、喫茶店で2時間ほど話し込み、さらにパスタ屋で夜飯を食べて、お店を出た頃には真っ暗で凍えそうな寒さでした。
あまりの寒さに途中まであった下心も消えて、「じゃあそろそろ帰りますか~!」と言うと、「マンガ喫茶行こうよ!」と言われ内心嬉しいやら、年が離れてるから警戒の対象になってないんだ・・・と確信しながらマンガ喫茶にはいりました。
マンガ喫茶では靴を脱いでくつろげるフラットタイプのお部屋でした。
ここで致す事は毛頭考えにはなかったのですが、二人で一つのパソコンの画面を見ている時に彼女の長い髪が自分の耳をくすぐるようにかすった時にスイッチが入ってしまいました。
小さい声で、「ごめん、がまんできない!」と耳元でささやき、そのまま耳を愛撫しながら胸を揉む。