数ヶ月前、暇つぶしを兼ねた買い物に車で駅ビルに行って、買い物を済ませてお茶でも飲もうと歩いていると、エスカレーターから下りて来た女性が私の前を歩いていたが、何となく歩き方がぎこちないので、足元を見ると上底のピンヒールにミニスカにタイツだったので、私は(お洒落した、ピンヒールデビュー?)など思いながら後ろを歩いていると、女性はスマホを出して通路の端に、私はそのまま追い越して、少し先の通路に面した珈琲ショップで、店の看板メニューを見ていたら、『あっ、痛っ、』と横から聴こえたのでそちらを見ると、膝を曲げながら倒れそうな女性がいたので、私はとっさに手を出して、彼女の肘を掴んでいました。
肘を掴んでもよろけていたので、私はもう方の手で彼女のもう方の腕を掴もうとしたら、スマホを持っていて腕を掴むのをためらってしまい、私の手が彼女の胸を抑えてしまいました。
彼女は壁に手をついたので、私は手を離すと彼女が『すみませんでした、、、痛っ、、』と小さな声でした。
私は『大丈夫ですか?』と聞くと、彼女は『大丈夫です、、、ちょっとだけ、ひねっちゃったかも』と、やっぱり小さな声で自分の足首を見ているので、私は『少し、座ったらどうですか?椅子はなかなか無いですが、ここのお店で、座って休んだら?』と言うと、彼女は少し考えてから『座った方が良いかな、お店には1人では入りにくいので、ベンチを探してみます』と言ったが、私の知る限りベンチは、駅ビル外の喫煙所しか無かったので私は『多分ベンチは外の喫煙所だけですよ、私はここに入ろうと思っていましたから、一緒の席で良ければ入って休んでみたらどうですか?』と言うと、彼女はびっくりした顔をしながら私を見て、少し間が空いてから『はい、じゃあ、ちょっと休んでみます、すみません』と言ってくれたので、私は彼女に合わせてゆっくりお店に入って、2人で窓際のテーブルに座りました。
そのお店はカウンターまで注文を頼みに行くお店だったので、私は彼女の分と一緒に注文をして支払いを済ませて、出来上がるとテーブルまで運んで来てくれした。
私は『足は大丈夫?』と聞くと、彼女は『まだ、ちょっとだけ痛みます』との事でした。
彼女は少しうつむいた感じで、声も小さかったので、私は少し話しかけると、今日は友達と買い物のはずだったのが、友達が1時間以上遅れている事や、待ち合わせ場所でずっと待っていたらナンパされて、仕方が無く駅ビルをウロウロしていた事を話してくれました。