反響はないけど続きを書きました。
再び浴室に戻ってみると、Y子は浴槽に体を横たえリラックスしていた。
「お帰りなさい、いっぱい出ました?」
「おかげですっきりした」
ビニール袋に入っていたスポンジを取り出しボディーシャンプーを泡立て素早く自分の体を洗った。ただ、先ほどウォッシュレットで洗った部分だけは念入りに洗った。後ほどベッドにおいて舌で奉仕してくれるY子に対する、衛生面を考えてのことである。自分に付いた体の泡は流さずそのままにして、スポンジと椅子の泡だけ洗い流し、新たにボディーシャンプーで桶の中に大量に泡を作りY子に声をかけた。
「洗うよ」
「はい」
浴槽から出てきたY子を椅子に座らせて、ソープボーイになったつもりで首から下の下腹部以外を丁寧に洗ってあげた。が、足はくるぶしから先はガンとして拒否され洗わせてはもらえなかった。くすぐったがり屋の彼女の一番の弱点だからである。
椅子から立たせて両手で泡をすくうと、Y子はドアの手すりを両手で強く握りしめた。私は彼女の側面に立った。彼女とは身長差が20センチほどあるので少し膝を曲げ耳たぶに舌を這わせながら、両手でまだ洗っていなかった部分を洗った。そして先ほど彼女にされたように、指で穴付近をマッサージしたあと左右の指を前後の穴に同時に奥まで送り込んだ。
「アッアッ」
と大きな声を上げ、体を大きく揺らした。手すりを強く握りしめていなければその場にしゃがみこんでいただろう。いつものことなので事前に予防していたわけである。左右の指を、薄い壁を隔ててこすり合わせたり交互に出し入れさせたりと、ひとしきり彼女の反応を見ながら楽しみ、指を引き抜くと「ふー」と彼女は大きなため息をついた。
私も彼女に聞いてみた。
「ところで今日は溜まってるの?」
「大丈夫、大丈夫、毎日出てますから」と大きく首を振り否定したが
「久しぶりに入れてみようか?宿便が取れて少し痩せるよ」と言っても頑なに拒否するだけだった。どうも、私に対しては喜んでするのに、自分がされるのはあまり好きではないようだ。無理に実行しようと思えば彼女も受けいれてくれるだろうが、嫌がることを無理強いするのは私の本意ではない。「残念」と言って後ろに回り、泡の付いたままの体を押し付け、円を描くように動かした。
最後に股の間に右の太腿を差し入れて少し前まで指が入っていたところまで持ち上げ、前後に何度か往復さると、
「ああーん」
と今度はかわいらしい声を上げた。風俗のお姉さんが客に対して使うテクニックだが女性にも効果があるようだ。彼女には勿論内緒で何人かに試してみたが概ね好評だったので、これを読んでる方は機会があったなら是非試してみてください。
二人の体の泡を流し、新しいバスタオルで彼女の体を拭いてあげて、浴室でのプレイは終わった。
了