私は、結婚前の話ですが、女体盛りをさせられた経験があります。
主人との結婚が決まり、秘密にしていた借金返済の為に、夜コンパニオンのバイトをしてたんです。
でも時給こそ高いんですが、時間数が少ないから思ったより稼げなくて、プロのお姉さん達は、その後の客取りをメインに考えてるんです。
宴会なりパーティーの二時間は、客取りの為と割り切り、客が取れないと、その日の稼ぎはないのと同じだと言ってました。
私も、思ったより稼げなくて、焦り始め、何人か客取り、つまり売春ですが、やりました。
でも、お姉さん達と違い、毎回客取り出来る程のトーク技術は私にはなく、結婚の日取りが近づき、焦っていた私に、女体盛りをしないかと持ち掛けられました。
通常、コンパニオンをする時間に、女体盛りをするんです。
コンパニオンの時給より高いし、まず間違いなく客取り出来ると言われ、焦っていた私は受けました。
女体盛りで1番恥ずかしいのは、お客さんの前に出される時ではありません。
盛り付けられる時なんです。
お客さんに対しては、
(こんな事させて、変態野郎!)
と心の中で毒づいていれば、気持ちも紛れますが、板前さん達に盛り付けられてる時は逆に、
(こんな恥ずかしい事を良く引き受けるよな、この恥知らずの尻軽女!)
と思われてるかと思うと、明るい板場で、全裸で横たわり、三・四人に囲まれて、身動き出来ない身体に盛り付けられるのは、耐え難い恥辱でした。
女体盛りの心得は、適度に恥ずかしがる事と、客の悪戯に対して、反応する事なんです。
お客さんに話し掛けられたら、恥ずかしそうに受け応えし、箸で乳首とか摘まれる悪戯をされたら、ピクンと身体を固くしたりする反応を見せるんです。
私の場合は本当に恥ずかしかったし、緊張していて敏感になってたから悪戯されたら、本当に反応してしまいましたから、演技の必要はなかったですが、真剣に恥ずかしかったです。
でも、その甲斐あって、客取りは100%で、それどころか、一晩に複数人取れました。
二人三人掛かりで抱かれる事もありましたが、その場合は割増しでした。
結局五回やって、結婚までに、ほぼ返済できたので、ほっとしたのを覚えています。
借金返済の為に、全部で二十人以上の人に犯されてしまいました。
主人には申し訳ないと思いますが、今から思えば、良い経験だったのかなとも思います。