まだ結婚する3年前、二人で温泉旅行に行った。
貸し切りの露天風呂で乳繰り合っていたら、エロエロに盛り上がって、湯船で触り合いになった。
「アソコにお湯が入っちゃうよ~~」
と言うので、湯船に手をつかせて生で後から挿入したら、メッチャ気持ち良くて、
「アァァァアァアァァ~~」
と妻が足をガクガクさせながら、露天風呂でヨガリ声をこだまさせたので、これはマズいと一旦部屋に戻って、部屋で再開した。
コンドームを持ってきてたけど、そのまま生でネットリ交わった。
若かったけど、和風旅館で女体をくねらせる姿は、色っぽかったっけな。
あまりにいやらしくて、女の身体って、セックスするためにこういう形してんのかなって思ったよ。
翌朝、なんだか気持ち良いなと思ったら、ニコニコしながら俺のズボン下ろして、朝起ちチンポに跨って、腰を上下にして出し入れされてた。
それまではしおらしい女だったから、こんな事をするとは思ってなかったので、メッチャエロい気分になって、出そうになって我慢できなくて、生だったから正常位になって外に出した。
これほど愛し合って結婚したのに、僅か二年で破局した。
交際期間が5年と長過ぎて、結婚した頃には倦怠期を迎え、結婚生活に新鮮味がなく、お互いを想いやる行動にかけてケンカが絶えなくなっていた。
そこで、結婚する3年前に行った温泉旅行に行ってみた。
懐かしい貸し切り露天風呂で、乳繰り合ったが、盛り上がらなかった。
「懐かしいよね・・・」
「そうだね・・・」
あの頃のような高揚感が無かった。
一応セックスはしたが、一回戦で終わり、翌朝に跨られることもなかった。
帰りの車の中で、
「私達、もう、ダメだね・・・」
「そのようだな・・・」
何が悪かったのか、5年の交際期間のせいなのか、俺達は答えを出せないまま別れた。
「元気でな。何か、困ったことがあったら連絡しろよ。元夫婦なんだからさ。」
「うん・・・困ったときは頼るから・・・それじゃあ、さようなら。」
「さようなら・・・」
二人でドアを閉めて、鍵を大家さんに返した。
あれから10年過ぎたが、元妻から連絡が来ることはなかった。
便りのないのが良い便りと思って、俺は俺で新しい恋に堕ちて、7年前に33歳で再婚した。
現在俺は40歳、新しい妻は34歳、娘が一人いる。
妻は、別れた元妻ほど美人ではないが、身体が驚くほどマッチした。
抱き合うともの凄い密着感があり、チンポとマンコは凸と凹が見事にピッタンコなのだ。
俺と妻は、元々一つの生物だったのが分裂したのではないかと思うほどだった。
そして、価値観なども何かと波長が合って、一緒に暮らしていて疲れなかった。
今、何が悪くて元妻と破局したのか答えが出ていた。
元妻とは、時々会う恋人だと気が合ったが、長らく一緒の空間にいると疲れたのだ。
それは、元妻の何がとか、俺の何がとか、具体的には分からないけれど、人と人の相性が合わなかったのだ。
俺と元妻の結婚生活には、癒しが無かったのだ。
ただ、見た目が好みの美人と住んでいただけだった。
今の妻とのセックスは、心身満たされるが、元妻とのセックスは、美人を喘がせる視的快感とチンポが感じる物理的快感で、心が満たされていなかったのだ。
別れて10年、元妻は38歳、もし、幸せな再婚をしているなら、きっと、何が悪くて俺と破局したのか、その答えに気付いただろう。
俺は、その答えにたどり着いた今になって、やっと心から元妻の幸せを祈れているような気がする。
いや、元妻に幸せになって欲しいと願っている。