私たちの時代は、メル友とかじゃ無い時代でした。
今では私語になちゃうかもしれないけど、文通とかペンフレンドと言う時代でした。
私は広島、彼女は兵庫と当時では新幹線でも2時間ぐらいかかりました。
しかも往復でも2万円以上の交通費。日帰りでも1番の新幹線に飛び乗って、午後8時の新幹線で帰るとしても12時間も滞在出来ませんでした。
日帰りでも最低3万円以上もかかり、なかなか貯金さえ出来ない状態です。
付き合いは長く続いたのですが、貯金は増えないのもあり会う期間が長くなりました。
彼女としては、あまり会えない寂しさに負け、別れたいと言い出しました。
関西で生活も考えましたが、広島と違い敷金が6ヶ月以上もかかると言うのであきらめるしかありませんでした。
いつの間にか、年に6回しかあえなくなり結局、別れる事に。
遠距離は短くても長くてもダメだと思いました。
ただ、最後に、どこかで会えたら幸せなら笑顔を見せてほしいと伝えました。
別れて不幸せになるんじゃなく、反対に幸せになってほしいと伝わっていればと思っています。
最近、知った事があります。最後に彼女と会った港付近に店が並んでいるんですが、その店の名前が当時、私の呼び名と同じなんです。
ただの偶然なのか、元彼女から幸せだと言うメッセージなのかは不明です。また、その店のある町には、彼女の苗字と同じ店もあると知りました。