元彼と二度目の再会をした。
本当に世の中は狭い。
前回は、別れて7年で、お互い家族連れでファミレスで会ったから、会話もなく、挨拶も目でしただけだった。
元彼は3歳年上で、私が22歳から24歳まで、2年ちょっとの付き合いだった。
人生で二人目の男性で、人が変わるとセックスってこんなに違うんだって知った元彼だった。
苦手だったセックスが、好きになった。
元彼のクンニ、上手過ぎて、クリを舐められてイクことを覚えた。
クリでイケるようになったら、元彼のおちんちんでもイケるようになった。
初めての人とのセックスは、女の子を抱いて、気持ち良くなるために、彼氏に股を開かなければならないんだ折るなって思わせるセックスだった。
でも、元彼は、男の人に抱かれるって、こんなに幸せなことなんだって思わせるセックスだった。
快感が、歓びになった。
だから、お互いの股間を舐め合うのも、厭わなかった。
別れは突然やってきた。
東日本大震災…
私が住んでたアパート、勤め先、無くなっちゃった…
元彼のアパートに泊めてもらってたけど、帰還命令が出て、元彼が車で送ってくれた。
途中のラブホでお別れセックス、切なかった…
元彼、笑顔で手を振ってくれたけど、私は嗚咽してた。
その後、結婚した人が、昔住んでた街に転勤になって、元彼と再会した。
元彼も結婚してて、お互い幸せそうで嬉しかった。
先日、駅で元彼と再会した。
今度はお互い一人で歩いてた。
前回から6年ぶり、元彼、40歳になってた。
そういう私も37歳、お互い年取ったねって、13年ぶりに会話した。
そしてお互い、子供が2人いるって知って、幸せな家庭を築けてることを喜び合った。
話ししてて感じたのは、目の前にいたのは間違いなく元彼なんだけど、もう、私が好きだった元彼じゃなくなってるってこと。
もう、私のものじゃなくて、奥さんのものになってるな~って、そう思った。
セックスも、夫のおちんちんに馴染んでしまったから、元彼に抱かれてた感覚も忘れてきた。
私たちは、完全に終わった恋になってるって、分かった。
間違えても、元彼に抱かれることはないって、感じた。
元彼との恋が、遠い昔になってることに気付いた。