去年の今頃までは君がいました。
深く愛し合い、裸で抱き合っていました。
お互いの股間を舐め合って、舐め合った部分で繋がって、おのまま中で出せば、子孫を残せる行為に耽りました。
君がいて、手を伸ばすと、君に触れることができて、同じテレビ見て笑い合いました。
そして、話すと、それに答える君がいました。
君の温もり、匂い、その声、記憶の中の君は、笑顔で僕を見つめています。
昔、君が心底愛した元彼がこの街に舞い戻りました。
君が少しずつ無口なっていくのを感じました。
疲弊していった君は、重い口を開きました。
そこから出たのは、別れの言葉・・・
そして、ごめんなさい俯き、なみだがアスファルトに落ちました。
2年間、元彼と同棲していたそうですね、
元彼の転勤で別れたけれど、3年で戻ってきた元彼と復縁すると言われました。
去り行く君の背中を見送って1年、君が先週結婚したと聞きました。
2年間も同棲していた元彼と再会すれば、あっという間に元鞘でしょうね。
慣れ親しんだ相手の馴染んだ身体、再び結ばれれば、二dと話さないと誓うでしょう。
今頃君は、新婚の部屋でラブラブ、チチクリあって子作りしてるんでしょう。
新郎は、かつて僕が君にしてあげたことと同じことを、じっくりとしてるんでしょう。
全身を愛撫され、大股を開き、陰唇をめくられて、恥ずかしいピンクの中身を晒して、ベロベロ舐められて、淫蕩に染まり、
「あん・・・ああん、あん・・・」
と卑猥な声を出して、新郎の陰茎を舐めるのでしょう。
僕はさせてもらえなかった中出しを、君はもうされましたか?
結婚したんだもの、子作りはするでしょう。
新郎の精液を身体の奥で熱く感じて、子を宿すのでしょう。
君は、新郎に心の底から愛されて、幸せに浸っているのでしょう。
その幸せの中、君はもう僕のことなんて忘れたでしょうね、跡形もなく・・・
プリクラの中の君は、おどけた仕草で笑ってます。
思い出として持ってましたが、その思い出のその先を紡ぐことはできないから、封筒に入れて処分します。
さようなら、お幸せに・・・