大学4年、就職して4年、8年間東京にいたけど、コロナに耐えきれず令和二年度で仕事を辞めて、東北の田舎に帰りました。
同業種で再就職したけど、年収は3割減、でも、生活費が安いからあんまり変わらないです。
それより、時々3歳年下の前カノを思い出します。
前カノとは、帰る前日、帰る荷造りが終わってから前カノの部屋で最後のセックスをしました。
まだ明るいうちに、後ろから抱きついてパンティをずらすと、前カノは既にヌルヌル、そのまま立ちバックで挿入しました。
前カノ、窓に上半身でもたれてお尻を突き出し、いい声で啼いてました。
寸前でティッシュを掴んで、前カノからペニスを抜いてティッシュに射精しました。
前カノ、膝から崩れ落ちてました。
お別れセックスの最初の一発、服着たままで興奮しました。
その後、夕食の買い出しに行って、おフロで洗いながらイチャついて、また勃起してしまってお風呂を出てベッドでクンニとフェラでグチャグチャ、騎乗位で揺れる乳房を楽しみ、正常位で波打つ乳房を楽しみ、見納めになる前カノとの結合部を鑑賞しました。
ビラビラがめくれて、淫水が白濁して、とても卑猥な結合部を頭に焼き付けました。
そして、前カノのお腹にティッシュを敷いて射精しました。
暫くキスしたり抱き合ったりしたあと、前カノとの最後の晩餐を高級ワインで食べました。
寝る前にもう一度シャワーを浴びて、ベッドでゆっくりと楽しんで、前カノを抱き寄せながら寝ました。
翌朝、シャワー浴びてたら朝起ちしてしまい、それを見た前カノが興奮してフェラしてきて、本当に最後のセックスをしました。
これが最後と二人ともわかってたから、繋がったままあまり動かず、抱き合ってずっとキスしていました。
それでも3年間愛し合った身体は次第に反応して、気づけば腰を擦りながらグネグネと交わって、最後の射精を前カノに振り撒きました。
最後の精液を浴びた前カノの目尻から、涙が伝っていました。
私26歳、前カノ23歳、3年付き合って、コロナがまん延する前は「結婚したら」って話しをしていましたが、緊急事態宣言以降、そういう話題は無くなっていました。
前カノが用意してくれた朝食、焼いた鮭と卵焼きに味噌汁、二人で食べて、お別れしました。
「やっぱり、哀しいよ・・・」
「ごめんよ。俺、これ以上東京には耐えられないや・・・」
「うん・・・わかる。私も両親から帰って来いって言われてるから・・・」
「じゃあ、俺、行くわ。」
「うん・・・さよなら、元気でね。」
「お前も元気でな。さよなら・・・」
最後のキスを交わし、前カノのアパートを出ました。
重い足取りで自分のアパートへ向かって歩き出し、角を曲がるとき振り向いたら、前カノが窓から手を振っていました。
私も、思い切り両手を振って、感謝の気持ちで一礼して、角を曲がりました。
実家へ荷物を送って、東北新幹線で帰りました。
玄関を閉める直前の前カノの「ああっ、行かないで・・・」という表情が、ずっと頭を巡っていました。
思い出して哀しくなるから、帰ってから前カノに私からは一度もラインは入れませんでした。
それが昨日、前カノからラインが届きました。
お元気ですか?
お仕事は順調ですか?
今私は、実家からラインしています。
あなたと別れたら、東京にいる意味が分からなくなったから、昨日、私も東京を離れ、実家に戻りました。
遠い空からあなたの幸せを祈ります。
どうか、お元気で。
私は、
元気にしてるよ。
実家に帰ったんだね。
安心した。
俺もお前の幸せを祈ってるよ。
と返信して、これが前カノとの最後のラインだろうなと思いながら、スマホを胸に抱いて目を閉じました。
今度は別れの時の前カノじゃなく、笑顔の前カノが閉じた瞼の裏に浮かんできました。
これでやっと、前カノとの恋愛をきれいな思い出にできそうな気がします。