経済力は大事。
夢を追っていたあの頃、フリーターで経済的に結婚して生活していける状態ではなかった。
元カノと同棲してたのも、共同生活の方が生活費が浮くからだった。
元カノの方が定職に就いてたし、どっちかというとヒモ状態だったのかもしれない。
俺は、元カノのスカートやワンピースの裾めくって、パンツ見るのが好きだった。
内股に食い込んでる部分にフェチを感じてて、そこに指入れてずらして、マンコをチラ見するとメッチャ興奮した。
その時、洗ってないマンコの匂いがムワッと漂うのもたまんなかった。
毎日元カノを抱いてた。
おっぱい揉んで、乳首しゃぶって、元カノのの身体って、触ってるだけで気持ち良かった。
肌が合うって言うんだろう、元カノも俺との触れ合いにウットリしてた。
元カノのマンコ、最高だったなあ。
ニュルンと入れると、あの包み込まれる暖かさ、自然と腰が動いちゃう。
ただひたすらに、奥へ、奥へと入れたくなるマンコだった。
あんなに気持ちいい女体は、元カノ以降、出会うことはなかった。
元カノ、友達に散々言われたみたいで、俺みたいな男の面倒見てないで、将来を見越して男を選べと説教されて、俺に別れを告げたんだ。
泣きながら、ゴメンねゴメンねと、誤ってた元カノ…俺、ずっとそんな日が来ることを覚悟して、一日、一日を送ってたから、どこかホッとしてた。
やっと元カノを開放できると、こんなイイ女を俺の犠牲にしちゃダメだという思いがずっとあって、これを機に夢を諦めるきっかけにしたかった。
なぜか、元カノと夢をセットで考えてたんだ。
元カノだって、いつかは結婚したいだろう。
単なる恋愛で追われる年齢でもなくなってきて、結婚して一緒に暮らして共に人生を歩んでいくとなれば、恋愛感情だけではダメで、経済的な基盤が必要になってくる。
「それじゃあ、私行くね。元気でね。さよなら。」
「今までありがとう。幸せになってくれよ。さよなら。」
元カノが出て行った一週間後、俺もあのアパートを出た。
俺一人の稼ぎじゃ、東京で一人暮らしできなかったから、夢を諦めて帰郷した。
帰郷して、チンケな仕事について、チマチマ生活してたけど、元カノを失った経緯がずっと心の底にあって、それをバネにして頑張っていくつかの資格を取った頃には既に30歳だった。
その間、元カノから「結婚しました」メールが来て、「おめでとう。幸せになってな。」と送って、元カノの連絡先を消した。
でも、経済的には軌道に乗れたし、田舎だから東京のように生活費が高くないから、余裕さえできて、慕ってくれる人も現れた。
つき合い出したのは俺が31歳の時、ちょっと年が離れてて7歳年下だったけど、あんなに慕われたら悪い気はしなかった。
元カノと比べたら、垢抜けない田舎のお嬢さんで純朴そうだったけど、処女膜は無かった。
交際1年、俺32歳、嫁25歳で結婚した。
元カノのように肌が合うほどではなかったが、女体ってやっぱりいいもんだなと思った。
柔らかくて、まろやかで、俺に体中をいじくりまわされても、嫌がるどころか喜ぶ嫁が愛しい。
東京を離れて20年、結婚して15年、俺も47歳のオヤジになった。
結婚して、実家にも新婚のアパートにもおけなかった元カノと写したプリクラ、職場の机の引き出しの奥から出てきた。
そういえば、インデックスシールの袋に入れたんだっけなあと、懐かしく眺めた。
25歳の元カノが微笑んだプリクラ、45歳の元カノは幸せだろうか。
再会して、飛躍して幸せになっている俺を見て欲しいが、自分で連絡先を消して、縁を絶ったからもうどうしようもない。
嫁も40歳になったが、おばちゃんになっても純朴そうな顔してて笑える。
嫁の女体も熟して艶めかしくなって、この年になっても頻繁に抱いてる。
結婚して15年、飽きるどころかどんどん良くなってて、昔は嫁が恥ずかしがってた夫婦の営みも、最近は嫁も発情してきて俺に抱かれたがる。
クンニが一番恥じらってたのに、今じゃ自分でマンコ広げて、腰つきだしておねだりする。
そんな嫁が可愛くて仕方ないけど、この暮らしが元カノとのものだったら…なんて、今でも考えるときがある。
人生は一度しかないし、戻ることはできない。
元カノに対する思いは未練なんだろうけど、あの頃抱いていた感情が消えない。
元カノを好きだった気持ち、いつまでも元カノを縛り付けてはいけないという気持ち、独占欲と解放責任のせめぎ合い、毎日苦しかった。
別れを告げられて、哀しみよりもホッとした自分の情けなさ。
たとえ元カノがそばにいなくても、元カノに対する思いは消えない。
もう、20年過ぎるというのに…