美里。最近元気か?って問い掛ける事も出来ない。16の時に逝ってしまった俺の最愛の人。。今でも鮮明に覚えてる。2人の出逢った時の事。2人が最後に別れた場所。中2の夏だったっよな。喧嘩ばっかしヤッてた俺がお前に告白したの。俺みたいなヤンキーで本当によかったの?って聞くといつもニコって笑いながらアンタ以外に告られても断ってたよって。いつも俺に見せててくれた笑顔。今じゃ見る事なんて出来ない。付き合い始めて半年がたった頃美里が俺に言った事実はね私、心臓病なんだ。頑張ってもあと半年なんだって。俺。はっ?美里、何言ってんの?だってすごい元気じゃん!美里。うん今はね☆もし私が死んでも泣かないでね☆アンタの笑ってる顔好きなんだから。最初は冗談だと思ってた。半年って言ってたのが2年持ってくれた。毎日毎日弱ってく美里の体、鼓動、温もり、体温。ねぇ…ほんとに私でよかったの?って聞かれて一瞬戸惑った。だってもう…いなくなる。でも俺はこう言った。美里じゃなきゃこんなにずっと一瞬にいれないし!好きになれなかったから!泣きそうなのを堪えて言う。美里。そっかありがとね(b^-゜)これからも一緒だよ(^O^)掠れた声で言う美里。力なく頷く俺。中学卒業したら一緒に暮らそう!俺、毎日仕事して頑張って稼ぐからさ!だから美里も頑張ってよね…。11月24日。ついにその日はきた。仕事中になった俺の携帯。美里のお父さんからだった。美里が危篤なんだ!早くきてやってくれ!えっ…?嘘だよ?だって昨日まであんなに元気だったのに…俺は嘘だと信じて原付で病院に向かった。ピー。俺がついた時には美里はもう。。気が狂ってしまいながらも必死で呼びかけた。美里…もう仕事終わったから!今日は病院に泊まるから心配するなよ?美里の体はどんどん冷たくなって。そうだ何か飲む?お前レモンティー飲みたいって言ってたよな。今、買ってきてやるな。待ってて。。美里のお父さんが首を横に振る。それを振り払って言った。美里は生きてるんですよ!俺との約束破る用な…溜まらず大粒の涙がこぼれ落ちる。あれから3年。俺は未だに美里の事を忘れていない。いや…忘れられる理由がない。今でもすぐそこにいるような。そんな気がしてならない、だがそこにはもう誰もいない。美里…最後に言えなくてごめんな。愛してる。今でも忘れれない。