2年前ノ秋から冬らへん、俺達は落ち葉の並木を歩いていた。そこには無邪気にはしゃぐ彼女の笑顔があった。そんな彼女の笑顔は俺の唯一の支えだった。両親にも見捨てられ行き場の無い俺を救ってくれたのは彼女だった。彼女は俺に言っていた「ずっと一緒だよ!和樹には私が着いているからね!」…その言葉に俺は涙を流した…だけど、ある日彼女は俺の目の前で事故にあった。俺は救急車を呼び必死に抱きしめた。彼女は苦しそうに「ゴメンネ…約束果たせなかったね…」そう言った。「何言ってんだ!死ぬな、死ぬな」俺には言葉を掛けてやるしか出来なかった。彼女は虚しくいってしまった。そしてあれから2年…君と歩いた道を一人であるいている。早紀…ばかやろ