あれは昭和から平成にかけての事でした。当時は、まだ携帯も今みたいに流行してない時代でなかったので、文通が主流でした。当時は 雑誌のペンパルコーナーや文通や交際のキッカケになるサークルとかで紹介してもらった事もあります。あるサークルから、紹介してもらった女性は、自分が重い病にかかっているから彼氏ができないと手紙に書かれていました。手紙を呼んで同情ではなく、まずは友達として付き合う事になりましたが遠距離なので私も わからない土地で待ち合わせなんか出来ないので まずは彼女の妹さんとで来てもらう事になったのです。それから正式に交際が始まり、彼女の地元近く、明石や神戸でデートが数年続きました。しかし、私の働いていたファミレスの店長が店を辞めると言う話があり、その店を辞める決意をしたのです。しかし、次の仕事先が決まらず 毎日 焦りでいっぱい。その上に、彼女の近所では 20歳過ぎて彼氏もいない、結婚してないとなると恥ずかしいと言うのもあり もっと焦りました。親に挨拶に行くには 仕事先だけでも決めたくて。しかし、数日後に 別れ話を彼女から持ち出して来ました。最後に話し合い、決めた事なんで後悔はしてないです。しかし、最後に手紙で お互いに幸せになって 何処かで再会できたらいいねと約束してくれた彼女は あの阪神淡路大地震で被害に遭ってないか心配してます。たまに、思い出の明石や三ノ宮近辺を訪ねては偶然に逢えるか期待していますが一度も再会出来てません。