ちょっと、エッチな体験ではなくてかなりは激しい体験にはいるんじゃないかと思うような
ことは、昭和の後期結構当たり前に展開していた。僕はまだ童貞の独身だったからやりたい
盛りだった。本社での半年は自宅から満員電車に押し込まれて通う日々だったが、いつも素
敵な感じの女性が近くにいてしぜんにお尻の間に股間がぶつかって勃起してしまっても今時
のように痴漢だセクハラだとか騒がれなかった。なんか、信頼関係みたいなものがあって会
社でも男女が適当に肩をもみあったりしてしていたもんだ。転勤し配属先の事務の女性もあ
っけらかんとしていたし、廊下ですれ違いざまにお尻をなでたりすると「きゃあーエッチ!」
などというものの、次のすれちがいざまには股間を握られ仕返しなんていうのが平気で行わ
れていた。まあ、みんなそれ以上のことはしないという暗黙の了解があり男女ともわきまえ
ていたから結構笑い話で済んでしまっていたもんだった。そんな中、S.祐子はちょっと違っ
ていて、ある日、帰りに彼女の車に乗せてもらって送ってもらうことになったのだけれども、
話が、途切れてしまった。目の前にホテルの看板が見えたので冗談半分、本気半分で、
「なあ、あのホテル入ってみないか?」といったところ、何の躊躇もせずに無表情でハンド
ルを切って、ホテルの空き駐車場に車をいれてしまい。僕がモタモタしてると
「せっかく、止めたんだから中、見ていきましょうよ」とこっちがドギマギしてしてしまった。
「ねえ、あんた、こういうとこ初めてでしょ。」
「そ、そりゃそうですよ」
「ついでに言うと、あんた、まだ童貞っしょ。未経験。」
「うっわーバレてしまったのだ~」
と当時はやりの冗談でおどけて見せたが、そんなのを無視するかのように、彼女は鍵を受け
取り中へ入ってしまった。
「へー、ベッド丸いんだあ。」と座ってはねて見せた。お風呂場こっちから丸見えジャン!すっ
ごい!ね!、お風呂はろっか。」
「ええっ!祐子っさんとですかぁ?」
「あら、やなの?」
「そんなことないけど、ハズイし。」
「あはははは、男の子がハズイなんておもしろい!」
勢いとは恐ろしいもんだ。いつしか風呂に湯が張られ、二人で入っていて、祐子に抱きつかれバスタブ
の中で、先っぽを入れられ、ベッドに転がり込んで奥までしっかり入れられ
ガマンできずに中出し。
「あーあ、中で出しちゃった。赤ちゃんできたらわたしと結婚だよ。」
「ええーっ!」
「あはははは、冗談だよ。冗談。」
結局、三回ほど交わって中出ししてしまった。
これってちょっとエッチって感じのはなしじゃないな。