遡ること十余年前。
専門学校を期に一人暮らしをすることになった。
学校にもある程度慣れたある日、高校の時の女友達が
ちゃんと一人暮らし出来ているかどうかをチェックしてあげると言い、私の家に遊びに来ることとなった。
某日昼過ぎ、彼女は私の家に上がり一人暮らしの私を羨みながら1Kの狭い部屋を案内するのだった。
すると彼女は
「男の子なんだしエッチな物とかあったりするんでしょ?」
と言いベッド下の引き出しや本棚を調べ始めた。
そんなもの無いよと言いつつ私はジャケットをクローゼットに仕舞おうと開けた途端彼女はクローゼットの中を指差して驚愕していた。
私はえっ?と思い彼女の所まで2,3歩下がり、20cm弱ほど背の低い彼女と同じ視線になるように体を屈めた。
クローゼットの奥底には女性器を模した玩具とアダルトDVDが数枚横たわっているのが丸見えだった。
クローゼット内にはロングコートが多く掛かっており、自分視線だと見えなかったから隠していたつもりが全くもって隠せていなかったようだ。
言い訳を考えている内に彼女は
それらを引っ張りだして、
「こんなのに興味があるんだ♪」
と言いオナホールの穴に指を出し入れさせていたのを横目に
昨晩も使用したオナホを触れられている事に申し訳無さと恥ずかしさと興奮が混ざり私の股間は膨らむ一方だった。
彼女の元カレはS士であり、性の経験は豊富ではあったが男のオナニーに興味があったようで
そのまま見てみたいと言い出したのであった。
いきなりの発言に言葉を見つけられず動揺していたら
彼女はアダルトDVDを再生しだし、そのままオナホを渡された。
既に挿入出来る私の肉棒は、もうヤケだと言わんばかりにローションを塗りたくりオナホに肉棒を突っ込んだ。
「挿入するトコってこんなにエロいんだ♪」
と言う彼女であったが、私は彼女の表情を見ることは出来なかった。
あくまで友達であり一線は越えないようにしようとAVに集中することに励んだ。
しかし、何分かオナホを上下にした後、彼女が手伝ってあげるよと言い放ち
オナホの主導権は彼女となり、おまけに乳首も舐めて興奮を高めてくれた。
AV女優の喘ぎ声と連動するように彼女はオナホを動かし、あまりにも気持ちが良過ぎて私の腰は浮き、オナホに打ちつけるように激しく動いた。
私がそんなことされたら直ぐにイキそうだと伝えると
「うん♡イッて♡」
と言い、テレビの中の男優もフィニッシュに向かうかのように激しく腰を打ちつけるのと同時に私も彼女が持つオナホへと激しく打ちつけた。
発射直前に勢い余ってオナホを押しのけ、盛大に私の腹へと精液を撒き散らしてしまったのであった。
「すごーい、こんなに濃いのがいっぱい♡」
と飛び散った精液を腹に撫で広げる彼女。
興奮が冷めずに硬いままを維持する私の肉棒を握り
「なんだかもう一回イケそうだね?」
と言い一瞬悩んだようにみえた彼女の表情。
鈴口から裏筋にかけて指を撫で下ろしながら彼女はこう囁いた
「あのさ…」
「…今日安全日だからそのまま挿入しちゃう?」
……
…………
少し遅めの夕飯を外で済ませ、彼女を駅まで送った。
家に帰って残ったのは彼女の微かな甘い香りと部屋一面を覆う生臭さだった。